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映画の授業: 映画美学校の教室から

映画の授業: 映画美学校の教室から

映画の授業: 映画美学校の教室から

作家
黒沢清
出版社
青土社
発売日
2004-04-01
ISBN
9784791761166
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映画の授業: 映画美学校の教室から / 感想・レビュー

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えふのらん

映画美学校の各分野の概論を集めた本。基本的に専門用語抜きで、脚本や撮影を編み出す方法やその土台を築くための鑑賞の手引きが書かれている。(フィルムの切り方については少々突っ込んだ解説がある)脚本の書き方は創作術に通じているし、映画の見方は批評的な視点も提案していて、現場の人間でなくても楽しむことができた。個人的にはゴダールはジャンプカット云々を抜きにしてアクションをつなげるのがうまい、という指摘が印象的。

2020/07/06

くろちぇっと

ドキリとした箇所→【あなたがたとしゃべっているとふいに洗脳された人間と会話しているような奇妙な気分に陥ることがある。 […] 若者は自分が仕込んだ知識で自分を洗脳してしまうものなのだ。それは否定されるべきものではない。そこにはあなたの個性を一生涯に渡って支配する重大なモティーフが含まれているはずだ。だがあなたはまだその活かし方を知らず、むしろ自分を守る鎧のようなものとして用いてしまう。あなたにとってそれは紛れもなく大切なものなのだ。ならばいったん突き放し、疑いの眼で見たところで失われるものではない。】

2012/12/11

SY

映画を作るには何が必要かを知ることが出来る良著。残念なのは、万田邦敏の私達は映画の何を見ていないのか・「ダーティーハリー」を巡っての章。映画「ダーティーハリー」中に散りばめられた「十字架」を丹念に拾い出して記号の物語を紡ぐのだが、冒頭のライフルスコープ越しのショットの中心に刻まれる十字の標準線が指摘されていない。そこがキモなのに。

2016/11/20

黑猫

2008年1月25日読了

2008/01/25

パロンヌ

実践的

2015/02/11

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