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食のクオリア

食のクオリア

食のクオリア

作家
茂木健一郎
出版社
青土社
発売日
2006-06-01
ISBN
9784791762767
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食のクオリア / 感想・レビュー

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Humbaba

美味しいものというのは,脳の状態を整える効果もある.チョコレートを食べると,それによって幸福感を覚え,脳をリフレッシュできる.定期的にそれを食べることで,リズムを作り,効率的に仕事をすることも可能になる.

2013/04/10

kumicom

脳科学者茂木さんの食に関するエッセイ。茂木さん、食べることが好きなんだろうなあ。お寿司やワイン、おにぎり、給食、チョコレート、果ては宇宙食と幅広いジャンルの食べ物から始まる食の話から、有名な絵画「最後の晩餐」で始まる話まで、いろいろな角度から食について考察していて飽きなかった。ファストフードが主流になって、どんどん機会化していくけれど、人間の記憶に残るのは結局「懐かしさ」がキーになるシーンでの食事なんだろうな。スローフードは、今の世の中では意識しないと難しい。もっと日々の食事を味わって食べよう。

2014/02/03

おくらさん

食の文化ライブラリーにて。 この視点は面白いなぁ。

2022/06/24

しほりさん

初の茂木さん。文章に無駄や押し付けがなくて、読みやすかった。敵対してる国や派閥や人々は、(食事ではなく)酒を飲み交わせばいいのにって考え方はまったくその通りだと思う。

2016/07/24

平田剛

「食のクオリア」茂木健一郎。。。。食べ物は、人間という存在の根源的割り切れなさとつながっている。。。人間にとって、本来食べるということはもし直視すれば自我の根幹が揺らぐくらい危うい行為なのだろう。。。食べるということの本質について考えることは、世界のすべてがデジタルの情報に置き換えられると勘違いしがちな現代人にとって、大切な課題の一つであるように思う。(生きるの原点@ Sun.)

2013/04/26

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