流れ星
流れ星 / 感想・レビュー
霜月ざら
とても不思議な話。飛行機事故で瀕死の男が病院に運び込まれる。誰なのか証明するものを持たず、顔も名前も意識もない。彼は患者Xと名付けられるのだが本当は何者なのか、嵐の日に飛行機で急いで何処に行く必要があったのか?看護尼僧の夢物語、同じ病院の患者の千里眼、詩人の小説で患者Xの人物像が語られる。患者Xは意識を取り戻すことがないから本当のところはわからない。死さえも恐れない心境とはどんなものだったのか私も気になる。
2016/09/09
ぴーひゃらら
自分の人生を他人に憶測されるなんて真っ平。なるべく多くの足跡を残すことが大事なんだと思った。
2010/06/27
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