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名前とは何か なぜ羽柴筑前守は筑前と関係がないのか

名前とは何か なぜ羽柴筑前守は筑前と関係がないのか

名前とは何か なぜ羽柴筑前守は筑前と関係がないのか

作家
小谷野敦
出版社
青土社
発売日
2011-03-25
ISBN
9784791765973
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名前とは何か なぜ羽柴筑前守は筑前と関係がないのか / 感想・レビュー

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harass

久しぶりにこの著者の本を借りる。歴史上の人物名についてくる武家官名や諱(死後に名付けられる名)などの薀蓄エッセイ。個人的に歴史にはあまり興味がなく知識も乏しいのもあって、借りるの失敗したかと思いつつなんとか読み通す。考えてみると、我々近代の人間には、名前は一つだけという常識があるが、歴史で習う人物には幼名など当たり前。名前も正確な読み方がわからない物が多いのだそうだ。最後は匿名についてで、戦前の出版での匿名とネット社会のことも。あくまでもユルイいつもの著者だった。ファンであれば。

2017/11/19

へくとぱすかる

歴史上の人物の名前が、どのようにつけられたのか、という、普通の歴史の本には出てこない、一歩外側の枠からの疑問に、見事に答えてくれた本。律令時代の貴族に与えられた官職名を、武士の世の中に適用したときに生まれたズレこそが、タイトルに代表される違和感というわけ。早い話が、秀吉が「筑前守」なのは、信長が、朝廷に相談せずに勝手につけた(笑)のである。こうして官職名(モドキを含む)が、日本中に拡散、庶民の名前にまで浸透していく。私たちは明治以後の姓+名の単純な世界から見るので、日本人の名前の真の姿を知らないのだ!

2015/06/18

kuri8655

〈一人の人間はなるべく一つの名前を、生まれてから死ぬまで持ち続ける、それが近代的人間観というものなのかもしれない。しかし、それは一方では息苦しい。〉歌舞伎役者の襲名披露など(タイヘンだなあ…)と思っていたが、ステージ毎に変名可能な人生というのは、気持ちのリセットがし易い、生き直しがし易いのかも…と思えた。外国人の名前の章、とくに愛称一覧が面白く、ロシア語の愛称には初めて知ったものが多かった。「私はイスカンダルのスターシア」が「私は佐渡島のさっちゃん」だなんて…。小谷野先生のこういうとこが好き。

2017/04/06

BATTARIA

大石内蔵助や浅野内匠頭や吉良上野介を、日本人なら誰もが知っているけど、下の名前は受領名といって官職かそれもどきであり、彼らの本当の下の名前が良雄、長矩、吉央ということは、誰も知らない。どういう根拠で官職みたいな名前がついているかについて、非常に面白く説明している。 ただ、話があっち行ったりこっち飛んだりし過ぎ。いろいろな論争の話も、なんか興ざめ。

2013/02/09

Hiroki Nishizumi

面白そうなネタだったが、文章が冗長で読んでいて退屈した

2017/04/19

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