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百年の批評: 近代をいかに相続するか

百年の批評: 近代をいかに相続するか

百年の批評: 近代をいかに相続するか

作家
福嶋亮大
出版社
青土社
発売日
2019-05-11
ISBN
9784791771677
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百年の批評: 近代をいかに相続するか / 感想・レビュー

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hasegawa noboru

「語り方の問題」に自覚的であった大江健三郎を引き継ぐのが村上春樹だと位置づける。〈戦後日本の中流階層に根ざした村上春樹の〉〈健全なナラティヴの姿勢と意志〉。ところが、冷戦の終りと長い不況、情報化に直面した平成の小説家たちはそうはいかない。〈語るべき内容がないだけではなく、語ろうとする姿勢すら保ちづらくなってい〉ったというロスジェネ世代の作家たち。それに先行する九〇年代以降の女性小説家たちは人間以外の異種を語り手にして小説のナラティヴを再編成しようとした。新世代作家たちの文学史的位置づけが鮮やかだった。

2019/06/05

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