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未来のルーシー: 人間は動物にも植物にもなれる

未来のルーシー: 人間は動物にも植物にもなれる

未来のルーシー: 人間は動物にも植物にもなれる

作家
中沢新一
山極寿一
出版社
青土社
発売日
2020-02-22
ISBN
9784791772520
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未来のルーシー: 人間は動物にも植物にもなれる / 感想・レビュー

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coldsurgeon

人類の進むべき未来を模索する対談。人間は、動物や植物とどう異なり、どのように変わりはないのかが、対談の中で触れられているが、自然と人間が対峙するのではなく、自然の中に人間がいて、互いに感覚をする併せながら、特に妥協せずに生きて行く姿こそ、本来のもののように思えてくる。

2020/07/28

たつなみそう

人間外の思考としてのレンマ学、ゴリラの研究から人間に特有な虚構や第三者俯瞰の視点など、人文学と理学の地平は案外と重なっているのかもと思えた。数学者の岡潔の思考がレンマに近いというのも面白い。排中律を放棄した世界観、欧米の主語的でない西田のいう述語的思考、モノや動物に簡単に仮託できる情緒的側面をもつ日本アニメの新規性など、未来へつながる発想の芽が語られている。人間と動物を峻別するキリスト教的世界観の裏返しとしての行きすぎた動物愛護、人間と異界が地続きの日本など、キーとなる解釈がたくさんあるように感じた。

2023/07/18

どん

図書館本。著者と題名に引き寄せられて読み始めたが、とても難解。読むのに3週間くらいかかってしまう。あまり知らない言葉が説明もなく出現する。日本の文化、自然のとらえ方は特徴的なのだろうか。

2020/11/02

宮崎太郎(たろう屋)

ガリガリ噛み砕こうと挑んでみたけれど、やっぱり歯が立たず。山極さんも中沢さんも講演を聞くと面白く話してくて楽しめるが、本を楽しむにはまだまだ努力がたりない。また出直します。でも何が書いてあるのかよく理解できないこの本には、読むべきことが書いてあるのは確か。

2020/06/23

takao

ふむ

2022/07/12

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