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背表紙の社会学

背表紙の社会学

背表紙の社会学

作家
水無田気流
出版社
青土社
発売日
2020-11-26
ISBN
9784791773244
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背表紙の社会学 / 感想・レビュー

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かんがく

今月、読書がなかなか捗らなかったので、100冊近くの書評が載ったこの本を手に取る。詩人であり母である著者だからこその視点で、普段の読書と違う刺激が得られた。

2022/06/24

ぺんぐぃん

背表紙から見える世界、かと思いきや著者の書評と美術展の感想だった。背表紙、つまりタイトルから期待して読み始めたが、いい意味で裏切られた。著者は初読みで予備知識は何もなかったので、硬い書籍群と言葉遣いにははじめは途惑い、「同期する」という言葉が多用されているが、実感として共感しづらかった。それでも、著者の言葉への真摯な向き合い方は心に沁みてゆく。中でも「石田徹也ノート」は同じ展覧会を観ていて、不気味だが不思議な郷愁を思い出させくれた。また著者の「本を立体模型のように読んでいる」というのも、興味深い。

2021/01/16

うる

タイトルから、本の背表紙に纏わる社会学かと考えていたが、実際は著者の読んだ本と展覧会の批評本であった。 上野千鶴子さんや岡崎京子さん等、女性に寄り添ったテーマの本が多く感じた。読みたい本が何冊か見つかった。特にルポ虐待は以前から気になっていたのでこの機会に読もうかと思う。

2023/05/18

純粋に背表紙を取り上げるのかと思ったら書評だった。あとがきにあるように、確かに少し固い文章だったけれど、1冊につき平均見開き1ページないくらいの文量だったので読みきれた。いくつか読みたいと思える本があったのでよかった。

2022/09/26

クリスモンテス

社会学、という言葉が何にかかっているのかよくわからないけど、社会学ではなく、書評や本以外のレビューをまとめた本。読みたい本を幾つか発見することができた。社会学として、何かを学ぶことができたかは不明。

2021/03/10

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