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スティーヴン・キング論集成: アメリカの悪夢と超現実的光景

スティーヴン・キング論集成: アメリカの悪夢と超現実的光景

スティーヴン・キング論集成: アメリカの悪夢と超現実的光景

作家
風間賢二
出版社
青土社
発売日
2021-05-12
ISBN
9784791773763
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スティーヴン・キング論集成: アメリカの悪夢と超現実的光景 / 感想・レビュー

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starbro

スティーヴン・キングは数十年に渡って読んでいる作家の一人ですが、キングの研究書は、初読です。やはり、キングは70年代の初期作品が良い気がします。研究者は色々と論じていますが、キング本人はあまり考えていないのではないでしょうか?今後もキングの作品を読み続けていきます。 http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3559

2021/07/13

パトラッシュ

正直キング作品はあまり読んでいない。ホラー小説はラヴクラフトやジェイムズ系が好みなのに加え、凶器にもなる大作が次々と出るので手に負えなかった。本書で論じられる作品も大半は未読だが、なぜアメリカでキングが好まれるのかが見えてくる。孤立した田舎町や一軒家に住み周囲が危険になっても助けを求められないアメリカ人は、そんな内なる恐怖を超現実的ドラマとして提示されたら確かに夢中になるだろう。描かれる異常や悪夢を現実のものとしてとらえられるかがホラーものの売れるカギだが、日本人が一番怖いのは超常現象ではなく人間だから。

2021/06/27

ハスゴン

少し高いが是非とも、キング好きならばお手元に置いて置いて読んでいない本を探したり、巻末の評価を照らし合わせたりできるのが面白い。

2021/06/24

ぐうぐう

風間賢二によるキング本第二弾。最初のキング本は、キング伝、メイン州探訪記、作品論の三本柱の構成だったが、この『スティーヴン・キング論集成』は、ガッツリとした作品論だ。ほぼ年代順に追っているので、同時にキングの経歴の流れも重ねて紹介され、とてもわかりやすい構成となっている。残念なのは雑誌や文庫解説といった過去の原稿が転載されていて、書き下ろしがほんのわずかしかないことだ。もちろん、加筆修正はされてはいるものの、直近の作品(例えば、ホッジズ三部作など)へのフォローがなされていないのは寂しい。(つづく)

2021/07/19

あっちゃん

キング評論家なるものが存在するほど!解説っぽいと思ったら、まさに今までの解説も載っていた(笑)私的にはホラーも嫌いじゃないけど、ドロレスクレイボーンやグリーンマイルのような感情を揺さぶるようなものが好きなんだけどなぁ( ̄▽ ̄)

2021/12/29

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