KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

仏教と精神分析 (岸田秀コレクション)

仏教と精神分析 (岸田秀コレクション)

仏教と精神分析 (岸田秀コレクション)

作家
岸田秀
三枝 充悳
出版社
青土社
発売日
1993-07-01
ISBN
9784791790975
amazonで購入する

仏教と精神分析 (岸田秀コレクション) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

bapaksejahtera

40年前に雑誌「現代思想」で企画された対談を纏めたもの。前半は心理学者の岸田が三枝から仏教について問う。仏教のいろはや歴史について岸田がかなり知識のレベルを抑えつつ説明を求め、次第に自我や欲、意識について入っていく。絶対神の没落によって近代西洋思想がようやく到達した地点を仏教は既に2千年前解決した。仏教はその後中国的日本的に大きく変貌したが両氏はそれを必ずしも否定的には捉えない。心理学での分析治療はキリスト教の告解を模して行われるなど興味深い指摘はある。並行してキリスト教編があるがこちらも読んでみたい。

2020/05/05

A読書家さん

Relativity 主義 に触れた。

2023/09/19

mare

仏教学者と心理学者の対談。仏教と岸田唯幻論には共通点があり、おもしろい。

2010/03/24

感想・レビューをもっと見る