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ある映画の物語

ある映画の物語

ある映画の物語

作家
フランソワ・トリュフォー
山田宏一
出版社
草思社
発売日
1986-06-01
ISBN
9784794202482
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ある映画の物語 / 感想・レビュー

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ウクレレまさあき

小説「華氏451度」を読んだ。書評の中で、この本が面白いとのことだったので、続いて読んでみた。制作日記は初めて。 ストーリーは掴んでいるので、その日の撮影がどのシーンか大体分かるし、映画は観ていないから余計に想像が膨らんで、まるで自分が撮影現場を見学してる気分。動き出したら、本当に沢山の妥協や諦めをしながらも、出来ることに最善を尽くす。こだわって切り捨てる切り替えが見事。 気の遠くなるような編集作業、好きでないと行えない。失敗作の部類とも言われているが、今はこの映画が観たい。 DVD買おうかな。

2020/11/27

botan

華氏451の撮影時に、トリュフォー監督が記した日記。ひとつの映画について、撮影秘話や台詞などに込められた意図を監督自身の言葉で本一冊分読めるのは貴重。

2014/04/08

GORO

美しく雪が降っているラストシーンは、たまたま雪が降っている日に撮られたものらしい。感動したような、がっかりしたようなおかしな気分。

2010/08/10

ゆづたろう

いくら作家主義を標榜していようが、映画づくりは集団作業によって進行し、その作用でフィルムが決定付けられることを改めて教えてくれるドキュメントとして面白かった(今だとスマホで一人で作る選択肢もあるが)。フェリーニ作品のように映画監督の孤独と(せせこましい人間関係含めの)苦悩を臨場感たっぷりに垣間見れたり、ジュリー・クリスティやニコラス・ローグへの評価などトリュフオーの批評眼の確かさを確認出来たり、さらには時代への憧憬と郷愁も感じさせてくれた。これはちゃんと『華氏451』見なきゃだな(まだ観てません…)。

2021/09/05

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