データで読む 常識をくつがえす野球
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データで読む 常識をくつがえす野球 / 感想・レビュー
bayashi
2005年の選手成績データを元に、野球界に伝わる常識・格言が正しいのか調査している。ちょうどボビー率いるロッテが優勝した年で調査しているので、記述もロッテ多め。2番ベニー4番サブローなど、一見奇抜な策について、データから正しさを検討している。母数それで正しいのか?など胡散臭いところもあるが、パリーグ好きな人にはオススメできる。表から読める(俺達)星野の左キラーっぷり、右の打たれっぷりに笑った。あの頃は本当に左キラーだったんだなと。あとは佐竹やら宮出やら有銘やら名前出て来て感慨深かった。
2015/02/15
tak
五年前の日本プロ野球本。当時、話題を集めたボビー采配を肯定的に解説するなど、データ至上主義。当時、懐疑的に読んだが、高橋由伸の一番など、その後を予見する先見性に驚いた。
2011/05/28
はらへりこ
面白いのは面白かったけど、物足りなさも感じた。データから見えてきた新しい視点、というのも確かにあるけど、結論を語りたいために都合のいい部分だけ取り上げているのでは?と思わないでもない部分があったり。何年ごとかにその時点までのデータを加えて語り直していけば、もっとおもしろくなりそうだな〜
2009/04/19
くろかわ
セイバーメトリクス的なものを期待したけど、ちょっと期待はずれ。例えば、無死1塁でバントの得点確率が低いと言われても、打順との関係は?という疑問に答えてくれないと意味がない。使っているデータもサンプル数が少なすぎる。着眼点は面白いところもあるけど。
2009/01/06
シュラフ
プロ野球の楽しみはプレーをみるだけではなく、投手成績や打撃成績などを見て分析することにある。好きであれば飽きないで見ていることができる。この本では、さらに得点パターン、投手の配給、打者のケース別の打率、などの詳細データーをもとに戦術の結論を導き出している。今回、データスタジアム㈱という会社をはじめて知った。HPで調べてみると、プロ野球の年度順位予想などを統計的手法にもとづく予測式で算出するなど、とてもすごい会社であることが分かった。
2012/06/23
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