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イラン人は神の国イランをどう考えているか

イラン人は神の国イランをどう考えているか

イラン人は神の国イランをどう考えているか

作家
アーザル・ナフィーシー
アッバス・キアロスタミ
レイラ アーザム ザンギャネー
白須 英子
出版社
草思社
発売日
2007-02-22
ISBN
9784794215642
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イラン人は神の国イランをどう考えているか / 感想・レビュー

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ののまる

そうなのか。なかなか市民の実態がみえてこないイラン。

2019/01/26

あゆころ

様々なひとの祖国への見解を読みながらイラン史の入り口がみえてくるような一冊。距離的には遠い国だけど、そこで起きていることは地続きであること、そして市井の暮らしは今までイメージしていたステレオタイプのものではないことの実感が深まる。どうしたらペルシア人になれるか、の差別意識は自分の中にもあるものだし、マネキンの死、では革命の進行がマネキンの変化によって視覚的に訴えてくる恐ろしさがある。

2017/08/20

綿

テヘランでロリータを読むつながりで。人びとがそれぞれの意見を持ちながら、互いの声を押しつぶさぬよう多重奏を響かせることが認められない国において「対話」を守ること。安易に同じだ!と自分に引き寄せて同化させるのではなく、かといって全く理解しがたいと突っぱねるのではなく、そこにあるものと慣れ親しんだ自分の世界との「差異」を認めることからはじめるやり方。また、抑圧者と同じ土俵に立つことを拒否するという、戦いの手段について。

2017/07/03

Maumim

各方面で活躍しているイラン人のイランまたはイラン人に関する言葉を集めたもの。 すごく豪華な顔ぶれで、かなり期待していたのだけれど。 翻訳がいまひとつで、わかりにくい・・・。 イランについてはとかく、よくないイメージが先行しがちで、つい最近もイラン人がイラン人を殺害したニュースがあったけれども、おもしろい国だなあと思ってずっと関心を持って見つめている。これを読むと、本当のイランはやっぱりまだまだ奥が深いのだ、とわかる。 イランってやっぱりおもしろいなあ。

2017/03/17

Yasutaka Nishimoto

ペルシャ、アラビアンナイトの世界というイメージと、現行のイスラム共和国としての外見んを持つ国イラン。15人のイラン人の声が、聖職者というより坊さんが支配する体裁と、その裏側での実際の生活のギャップを見せてくれる。イラン人は昔からイラン人という部分は新鮮な印象で、ますます興味がわいてきた。経済制裁が解かれ、旅行もしやすくなった感のあるイラン。エスファハーンやテヘランには一度訪れてみたいと思う。

2016/03/26

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