映画の中の昭和30年代―成瀬巳喜男が描いたあの時代と生活
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映画の中の昭和30年代―成瀬巳喜男が描いたあの時代と生活 / 感想・レビュー
Gen Kato
良くも悪くも新鮮な成瀬巳喜男評。受け手によって解釈、評価がこうも変わるものかという点、おもしろくもある。成瀬作品の常として、台詞にはなく画面でのみ語られている状況を「わからない」「描写の失敗」と断定するのはある意味「初心者の観点」で、むやみに「名作」をありがたがるより意味のあることなのかもしれない。が、気に入ったとする『銀座化粧』や『おかあさん』では登場人物の内面まで推し量れているのに、『めし』や『山の音』では「わからない」になってしまうのは、描写じゃなく観る側の好みの問題なんじゃないかなあ。
2019/01/27
koishikawa85
この本はかつてぱらぱらとめくった。あまりに自分の感想と違い、言いようのない不快感をおぼえた。今さら丁寧に読む気はしない。処分。
2017/01/08
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