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文庫 いつまでも考える、ひたすら考える (草思社文庫 ほ 1-2)

文庫 いつまでも考える、ひたすら考える (草思社文庫 ほ 1-2)

文庫 いつまでも考える、ひたすら考える (草思社文庫 ほ 1-2)

作家
保坂和志
出版社
草思社
発売日
2013-12-03
ISBN
9784794220219
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文庫 いつまでも考える、ひたすら考える (草思社文庫 ほ 1-2) / 感想・レビュー

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おさむ

芥川賞作家の随筆集。つらつらとあーでもない、こーでもないと考えてるんですが、結論はありません。保坂さんは初めてでしたが、50代にしては「熱い」方ですね(松岡修造的な意味ではありません)。

2015/05/12

ぽち

読みながらいろんなことを考えていたのだけど、その中身はほとんど忘れてしまった。パラパラとでも読み返せば蘇ってくる記憶もあるのだろう。私は功利主義というものに何故だか非常な抵抗感を覚えるのだけれど、文中に書き込みをしたりノートをつけたりしながら読めばより身になる読書になるだろうしそのほうがいいとは思うのだけど、例えば佐藤優氏のような巨大な読書人に強烈な断言を突きつけられたりすると、とてもうろたえてしまう。付箋は3枚貼った。速読系の指南書は定期的に気になってしまう。

2014/12/05

Ichiro Toda

当たり前のことを言っているようなはじまりから、思考の森に迷い込んでしまったような終わりの作品が多いが、こういうことを考える時間をとること自体が人生を豊かにすることのように思える。役に立つとか内容を覚えるとかそういう観点ではなく、自分の深いところに投げ入れておいて、ふとした瞬間にそれが浮いてくることがあればいいなというくらいに読んだ。こういうエッセイは、自分と筆者との間に理解が成立すればそれで終わりで、しなければ面白くないということになってしまうけど、それだけで終わりにしたくないなにかが本書にはあると思う。

2016/01/13

yamato

もっと深く考えるば、もっと違った発想がうまれたように思う。正直、つまらなかった。

2014/01/16

2割くらいしか分からなかったなあ。途中で苦手意識を感じてしまった。なんというか、しなやかさが足りないと思った。思考することはもちろん大事なんだけれども、思考した末に辿り着いた世界の中で一人で悦に浸って他の世界を敵視していては駄目なんだ。それじゃあそこらへんにいる偏屈で堅物のおじいさんと大差ないんだよ。思考する人は強さと柔らかさの両方を持たなければならない、持っていて欲しいと思う。今回筆者にその柔らかさをあまり感じなかった。後半の部分はまた勉強して再読してみたい。

2022/06/08

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