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文庫 本と暮らせば (草思社文庫 で 1-2)

文庫 本と暮らせば (草思社文庫 で 1-2)

文庫 本と暮らせば (草思社文庫 で 1-2)

作家
出久根達郎
出版社
草思社
発売日
2018-08-03
ISBN
9784794223470
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文庫 本と暮らせば (草思社文庫 で 1-2) / 感想・レビュー

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KAZOO

出久根さんがご自分のホームグラウンドのような日本古書通信にかかれた小文を集めたもので私のような古本すきにとっては読んでいて楽しくなります。一つの文が4ページ弱に収められていてそんなに長くないのもよく、「古本ちょっといい話」のようなおもむきです。

2018/09/11

やいっち

「本と暮らして60 数年の著者が、知られざる面白い本や、本にまつわるドラマ、漱石、鷗外、芥川、太宰などの作家の秘話を、軽妙に、濃密に、綴る」とか。あまりに奥が深い。登場人物名だけ列挙しておく。沢村貞子、中谷宇吉郎、大石順教、坂東三津五郎、太田静子(太宰の愛人)、与謝野晶子に『源氏物語』を訳させた小林政治、志賀直哉の弟・直三。熊本時代の漱石が通った古書店の主人・河島又次郎、同じく漱石の松山時代の下宿の孫娘・久保より江、『漱石全集』で不詳とされる書簡の宛先人・高田元三郎。

2020/09/03

阿部義彦

草思社文庫、8月8日の新刊。硬派な草思社で文庫を出てたなんて今まで意識していませんでした。直木賞作家の出久根達郎さんの本にまつわるエッセイ集です。古本屋出身だけに古書や希覯書に関するものや、忘れ去られた歴史にあまり浮かび上がらない偉人(変人?)の話などが読みどころでした。部屋に本の無い暮らしは私も想像できません。少し前に友人の車でブックオフに溜まったダンボール持っていきました。私も一生付き合うつもりです。

2018/08/11

ふみえ

流石の蘊蓄満載。古本屋さんはスゴいや。出久根さんだからか!?控えめなユーモアが好きだ。次は小説を読みたい。

2018/08/21

pitch

久しぶりに出久根先生の本を読んだ。近代文学こぼれ話的エッセイ。誰?っていう人も結構いたんだけど、(おそらく自分で読破しようとしたら途中で挫折するであろう)人知れぬ希少本の、面白い部分だけかいつまんで紹介してくれているので、とても面白かった。なのであっという間に読了。

2018/11/25

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