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逮捕+終り: 訴訟より

逮捕+終り: 訴訟より

逮捕+終り: 訴訟より

作家
フランツ・カフカ
Franz Kafka
頭木弘樹
出版社
創樹社
発売日
1999-03-01
ISBN
9784794305428
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逮捕+終り: 訴訟より / 感想・レビュー

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galoisbaobab

翻訳部分だけ古本屋さんで読んだり。解説が面白そうなので購入しようかなとも思うけどカフカが書いた文章に解説つけるとかカフカは本当にイヤがるだろうな、と思ってとりあえず購入は思いとどまった。「まるで犬のようだ」が切れ味抜群です。

2016/05/02

Tonex

通常『審判』のタイトルで知られるカフカの長編小説『訴訟』の最初の章と最後の章だけを翻訳したもの。訳文よりはるかに文字数の多い評論とセットになっている。翻訳の補足説明(いわゆる訳注)の部分が面白かった。原文ではどうなっているか、これまでの翻訳でどう解釈されてきたかなど詳しく解説されている。これはもう、部分訳とか、ポイントのみの説明とかでなく、全文逐語解説されたものを読みたい!

2015/10/23

袖崎いたる

解説がつきすぎたカフカ作品を脱解説のために書かれた解説。1999年の本。言ってることは小島信夫や保坂和志、それから磯崎憲一郎はたまた佐々木敦と重なる。頭木弘樹本では東西のカフカ読みの名手の教訓を引いて、その上でカフカにじかに取り組めと読者を焚き付ける。

2021/06/13

ちゃん

ここにいるカフカはなるほどおもしろい、わかりやすい!頭木さんの評論もおもしろい。アドルノの名前もあったしw

2010/10/05

17gr

本編は短く、あとは解説。カフカに関しての考察は深くて新鮮で面白い。いい読書をした。

2010/07/01

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