印刷に恋して
印刷に恋して / 感想・レビュー
糜竺(びじく)
この本の初版は2002年で、その頃の印刷の世界が記されています。印刷はどうなっているのか、印刷はどこへ向かっているのか、著者が隅々まで歩き、見た内容が刻銘に書かれていました。読んでて、印刷の世界は非常に奥深い事を知らされました。そして、印刷に凄く力を注ぎ込んでいる職人の人達がいる事もよく分かりました。しかし、今の時代はますますデジタル化や技術は進んでおり、きっと現在は更に状況が変わってきていると予想されます。正直、専門用語も多くて分からない点も多々ありましたが、雰囲気だけでも自分なりに知れて良かったです。
2015/03/07
いのふみ
まだ専門用語も多く、内容も専門的すぎると思うが、こういうことはずっと知りたかった。ここに描かれているよりも、実際の作業やメカニックはもっと煩雑で、そこを知ろうとすれば底なしに奥が深いだろう。だからこそもっと詳しく、分かりやすく、読みたいと思った。活版から手動写植、電算写植、DTPへの移行は植字工たちの従来の作業を地続きに生かせるものでは必ずしもなく、効率、簡便さと引き換えに淘汰された人、ものが思ったより多いと知り、暗い気持ちにもなった。
2017/10/02
sakai
12年も前に初版が刊行されているので、今現在はここに書かれてる内容から更に劇的に変わってることでしょう。どこ開いても、印刷所で働いてた当時耳にした単語が溢れてておもわず震える。なんだかんだで知識は身についていたんだなぁとこの本を読みながら実感しました。内澤さんのイラストが素敵すぎ。これは私にとって色んな意味でたまらない本でした。
2015/01/05
takao
ふむ
2023/05/09
アヴォカド
印刷所に見学に行きたくなる。紙やインキの匂い、機械の音、立ち働く人の雰囲気、モノが出来ていく工程。 これが書かれた時点とは、また大きく変わっているのだろうな。現時点ではどうなっているのか、また書いてもらいたい。
2013/07/11
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- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2023-06-26
- ISBN
- 9784813804383