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たった独りの外交録 -中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる

たった独りの外交録 -中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる

たった独りの外交録 -中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる

作家
加藤嘉一
出版社
晶文社
発売日
2014-10-10
ISBN
9784794968579
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たった独りの外交録 -中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる / 感想・レビュー

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mochizo

こんなすごい日本人がいたのですね。たった一人で中国に行って中国を学び、そしてアメリカのハーバードに進んで「中国を知っている日本人としている人」になった彼の中国での奮闘記です。いやぁ、勉強になります。本当の中国が見えてきたと思います。また、こんな彼をもっと日本人は知るべきでしょう。ネットばかり見て中国の悪口言う人は、彼のように一度身をさらして中国と接した彼を見習っていただきたいものです。なかなかいい本ですね。

2015/11/16

鬼山とんぼ

全く政治とは関係なく経済的理由で中国で学ぶことになったが、日中関係悪化から偶然民間スポークスマンとして活動する羽目になった青年の孤軍奮闘の活動記録。民主主義が通用しない中国という国と付き合うには何より「中国人」を理解することが重要という視点は大いに参考になるし、米国人の日本に対する意識の低さ、ご都合主義もよくわかった。どの国でも自分の生存が大事ということだろう。著者はまだ若いし、今後どんどんコメントが注目される場面が出てくることだろう。ゆっくり成長を見守りつつ応援してやりたい。

2017/04/27

guanben

筆者は北京大学在学中から言論活動を始めた「中国で最も有名な日本人のひとり」。若くして成功した人の本は自慢話に陥るケースが多いのだが、この本もやはり自慢話。活動自体は素晴らしいのだが。

2015/09/12

maharaja

困難の歴史。何冊も彼の本を読んできたが、特に苦労が書かれていた。金銭的な問題ではない。中国寄りの発言をすれば日本人に嫌われ、日本人寄りの発言をすれば命すら狙われてしまうという、どっちにしても前提が圧倒的に不利であるという問題。彼は、日中関係がどんどん悪化している時期に、中国に住み、中国語で発信していた。すごいとしか言いようがない。これでいいいのだ!というシンプルな答えが全く書かれていない。常に葛藤している。微力。だけど全てはその積み重ね。年齢もそんなに変わらない人がこんなに頑張っている。本当に凄い。

2015/02/27

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