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街場の平成論 (犀の教室)

街場の平成論 (犀の教室)

街場の平成論 (犀の教室)

作家
内田樹
小田嶋隆
釈徹宗
白井聡
仲野徹
平川克美
平田オリザ
ブレイディみかこ
鷲田清一
出版社
晶文社
発売日
2019-03-29
ISBN
9784794970374
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街場の平成論 (犀の教室) / 感想・レビュー

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新政(あらまさ)

一昨日出たばかりだが、新元号が発表される前に読み終えることができてよかった。 元号による時代の区切りは、ある意味では押し付けられた価値観による恣意的なものに過ぎない。 しかし、たとえそうだとしても、その区切りの節目にを何かを真剣に考えることは決して無意味ではないと思う。 内容は、全編を通して何一つとして明快な結論は書かれていないが、「その複雑さ込みの高い解像度で示された複雑な世界の記述」がもたらす高揚感は一読に値する。

2019/03/31

ネギっ子gen

内田樹を編者に、平成を回顧したアンソロジー。平成という時代の終わりに向け、この間に生まれた絶望と希望の二つの面から、政治・社会・宗教など9つの観点から回想。「戦後史五段階区分説」内田樹/「紆余曲折の日韓平成史 」平田オリザ/「シスターフッドと原初の怒り 」ブレイディみかこ/「ポスト・ヒストリーとしての平成時代 」白井聡/「『消費者』主権国家まで 」平川克美/「個人から『群れ』へと進化した日本人 」小田嶋隆/「生命科学の未来は予測できたか?」仲野徹/「平成期の宗教問題 」釈徹宗/「小さな肯定 」鷲田清一⇒

2022/01/06

ねこさん

思いつきで旅行した先、黒磯駅前の図書館でレファレンスをお願いしている最中に、パラパラと捲って。賞味期限の長くない「切れ味のよい仮説」を示す「頭のいい人たち」の頭の良さは、「自分の間違いを間違っていなかったかのように取り繕う手際において際立つ」というまえがきに惹かれ、帰って地元で借りる。ただこの内田氏の「切れ味のよい仮説」に飛びついてしまうのも、また危険だなとも思うわけで。雪の日に、ぼんやりと考え事をしたくなるような図書館。レファレンスに対応してくださった方のおかげで、九尾の狐の看板も見つけることができた。

2022/01/23

冬佳彰

内田樹さんが「お題」として、平成論を依頼し、書き手が様々な切り口で答えたという作りだ。結構、難しい設問だったのね、というのは、何となく分かる。俺に響いたのは、内田さん、白井さん、小田嶋さん、鷲田さんの論だったな。この手の緩いお題に対しては、(言い方は悪いが)真面目すぎると面白くないってことなのか?とは言え、俺も元号に沿った時代論って良く分からないってのは、平成を少しすぎた頃から元号ベースでモノを考えなくなったからかもな。あ、小田嶋さんの、平成の若者が貧しさを実感しない原因ってのは面白かった。解答は本書で。

2019/08/17

spatz

アンソロジーはあまり読んだことがなかった。それが内田氏の編むものは中毒性があるので、いくつも読むと面白くなってくる。著者が異なるからピンとくるものこないものがあって当然。そもそも内田氏が編んでいるのだから、内田くんとその仲間たち、になってくるのもまあ当たり前、内田さんが好きならだいたいみんな好きだろう。音楽配信サービスみたいなもんで、あなたこれがすきならこれはどう?というようなものかな。面白かった。いままで読んだアンソロジーにあまり書いてなかった、釈徹宗 、鷲田清一、が新鮮、知性と情熱と、そして冷静さ。

2020/12/15

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