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さよなら! ハラスメント

さよなら! ハラスメント

さよなら! ハラスメント

作家
小島慶子
出版社
晶文社
発売日
2019-02-26
ISBN
9784794970688
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「さよなら! ハラスメント」のおすすめレビュー

アイドルグループは当然のようにハラスメントにさらされている? 世にはびこるハラスメントの元凶を探ってみると…

『さよなら! ハラスメント 自分と社会を変える11の知恵』(小島慶子:編著/晶文社)

 ハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラを告発したことに端を発した#MeTooのムーブメントは、2019年に入っても続いている。つい先日も週刊誌にて、大手ゼネコン社員が就職活動中の女子大学生に関係を迫ったことが告発されていた。

 なぜハラスメントは起きてしまうのか。それは自分の行為が、ハラスメントだと気づいていないということが大きい。だからハラスメントを指摘された際「そんなつもりはなかった」「あれはコミュニケーションだった」などと、否定してしまう人が多いのではないか。

 元TBSのアナウンサーで現在は作家としても活躍する小島慶子さんも、ハラスメントをされたことに気づかなかったり受け流したりしてきたと同時に、

自分が普通だと思って行っていたコミュニケーションは実はハラスメントになっていたかもしれないと思い当たったこともありました。被害者であり傍観者であり時には加害者でもあった自分に気づいて、悔やむ気持ちが湧きあがりました。

と、告白している。そして自戒を込めて「も…

2019/3/26

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さよなら! ハラスメント / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

家庭内でモラハラ未満の事をされていたことがあったのでどう、向き合えばいいかと思い、手に取りました。本書での「誰もがハラスメントの被害者になり、同時に加害者になる」という指摘にドキッとした。何故なら、父から今までの仕打ちに対しての謝罪を聞いた時、マグマが噴き出すような憎悪と軽蔑を覚えた根底にあったのは「こんなくだらない男にずっと、怯えていたのか」という思いがあったからだ。それは一種の男性像の押しつけにしかなかったのに・・・。他にも自分の言動も振り返って、如何に男性に対し、逆差別的だったのかを自覚し、反省した

2019/05/05

harass

レビュから気になっていて借りる。アナウンサー小島慶子の対談集、11人のジャーナリスト学者ライターたちとのセクハラ、パワハラ、モラハラがテーマ。テレビの女性お笑い芸人への言動や、商品化されたアイドルへの態度など、当たり前に思っている、女性蔑視などのコードについての指摘や論議などいろいろ考えさせられる。フーコーの権力論を連想する。最近の風潮として皆が疑問に感じだしているように思えるようだ。ネットの普及だろうか。これは良書。

2019/05/29

読友さんのレビューに触発されて読了。これは必読の本だと思う。ハラスメントがテーマの対談集だが、読んでいて反省したり元気が出たり、何か言いたくなったり、頭が動き出すのが自分でわかった。私は日本史が好きだが、そんな過去の事実を対象にした学問でも年々知識が更新されているのだから、現代社会のモラルだって年々更新されているのは当然である。人間関係の中に身を置く者は、みんな何らかのハラスメントの被害や加害の中にある。どの対談も面白く勉強になった(これは私が常日頃読書していても遊んでいるだけで、勉強してないからだが)。

2019/05/12

まきこん

小島慶子さんが11人の男女にインタビューした対話が載っています。性を語り、ハラスメントの起きる様々な要因について考えさせられる本です。メディアで育てられたハラスメントによって、心鍛えられ、視聴者に正しい見方が育つこともあり、その逆やいじりに過剰適応してしまうこと、そもそも私たち日本人は過剰適応しすぎてるんじゃないかという議論もなるほどなと思い、ねじ伏せられたり、まだ言ってんのか!という主張に応援する人もまた少ない。いつのまにかどうでもよくなってしまったり、日常のおこないから大きな事は言えなかったり。

2019/06/26

りょう

小島さんが、ハラスメントを、テーマに識者と対談してる本。何よりも対談相手が素晴らしくて、小島さんの主張というより、相手の論理や、経験や考えが、それぞれハッとすることや、なーるほどと思うことがいっぱいあって、刺激的な一冊でした。昨日は出張で、この一冊を持って新幹線で往復してたんだけど、思考を刺激される時間を過ごせてとても楽しかった。

2019/06/06

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