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いま、殺りにゆきます

いま、殺りにゆきます

いま、殺りにゆきます

作家
平山夢明
出版社
情報センター出版局
発売日
2007-09-01
ISBN
9784795801462
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ジャンル

いま、殺りにゆきます / 感想・レビュー

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うさっち

実話恐怖体験短編集。実際にありそうでなさそうな都市伝説的な話ばかりですが、幽霊も怖いけど狂ってる人間も同じくらい怖い。一人暮らししてる人が読んではいけないと思う。怖すぎて、とてもじゃないけど夜一人で歩けないし痛いよー!!戸締まりチェックは何度も執拗にしたくなる。

2016/04/28

どのお話も2~10ページほどの短さで書かれている実話恐怖短編集。幽霊やお化けではなく人間の狂気による恐怖が綴られているのですが、何度も何度も読むのを挫折しそうになるほど、こわすぎました。ぞっとしました。狂った人間ほどこわいものはないですね。小説の中だけのことだと思いたいけれど、実際にこうゆう事件って起こってるんですよね。特に「大土星王」なんて、ネットが普及してる現在では簡単にできてしまいますよね。あー…なんだか本の内容が今日の夢に出てきそうだな…(泣)

2012/12/27

hannahhannah

平山夢明によるサイコホラー、いま、殺りにゆきますシリーズ第一弾。最初の「しつけてるんです」から迫りくる恐怖と目の前で繰り広げられる暴力がエグい。そして次の「峠で壊れて」は山中で体験した恐怖。というか、平山さんのサイコホラーでも殺されるのは珍しい。ザ・テキサス・チェインソウ・マサカーみたいな田舎ホラーは強烈。平山さんのサイコホラーなので、もちろん一人暮らしの女の部屋に変質者が侵入してくる話がいくつもある。そういうのを始めとして、寝込みを襲ったり、集団で襲ったり、小型犬を襲ったりとか自分より明らかに弱そうな人

2017/06/01

carl

先ず、タイトルがかっこいい。 読後は周囲に気を張り、戸締りはしっかりとしなければいけないとどうしても 思ってしまう。世の中ホントに怖い人が多い。でもこれが実話だと聞くとなんか 妙に感心してしまったりして、その2も行ってみます。

2017/01/19

かみしの

平山夢明の恐怖短編集。実話と銘打たれていますが、本当に実話だったら、いくらなんでも警察が無能すぎます笑 捕まらない犯人、きちがいによる犯行と同じパターンの繰り返しで、個人的にはスプラッタコメディのような味わいを感じました。怖いというよりは、痛い作品が多く、「セメントいきます」や「みっくちゅじゅうちゅ」、「いらないもの」は思わず紙面から顔をそらしてしまう痛さ。一番怖いのは人間の悪意ですね。こういう小話はもっと無骨な文体の方が怖い気もします。

2012/08/21

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