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Cの福音

Cの福音

Cの福音

作家
楡周平
出版社
宝島社
発売日
1996-01-01
ISBN
9784796610643
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Cの福音 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

20年ほど前に読んだ作品ですが、かつてこの作品以上のダークかつスゴ腕な主人公が登場するクライムアクションは読んだ記憶がありません。シリーズ化もされており、とにかく主人公に対するキャラクター設定が素晴らしいのと、コカインビジネスの話ですが、その造形がスゴすぎます。テンポもよく、先への展開も次々と進んでくれるので、気がつけばアッという間にクライマックスへという展開になること必至でした。銃器の記述などミリタリーファンにはココロくすぐる記述がいい感じなので、スカッ&ガツンとアクションを楽しみたい方、オススメです。

ゆみねこ

面白かった。日本に麻薬を密輸入して売りさばくビジネスに手を染める商社マン。鸚鵡と呼ばれる存在を引っかける罠。ひよこと呼ばれる売人。巧妙な手口で薬物が日本に入ってきて不幸な人間を作って行く…。悪いものには手を出さない、一般庶民はそういうところに近寄らないのが一番だろうなぁ。悪の組織で働く主人公に共感は持てない。

2012/06/20

達ちゃん

いい人かと思ったらダークヒーローだったのね。途中まで長かったですが、最後の方一気に引き込まれました。ニフティサーブめちゃめちゃ懐かしい・・・。

2021/12/16

山口透析鉄

図書館で借りて読みました。犯罪もの、は良いんですが、なんか作者の手練手管が見え透ける部分があり、率直にいってちょっと作品世界には入り込めなかったです。 作者ご自身の経験を活かした後々の小説の方が良かったです。デビュー作なので、やはりアラはあるのかとも思いますが。

1997/01/25

ヨシ

楡周平さんのデビュー作。デビュー作でこれだけ読ませる力量に脱帽。コカインの密輸をするダークヒーロー朝倉恭介が、ひたすらクールで不気味。シリーズになったのもナルホドです。邪魔な人達は容赦なくお亡くなりになっていただくところは、好みがわかれるかも。

2021/09/12

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