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心霊写真 (宝島社新書)

心霊写真 (宝島社新書)

心霊写真 (宝島社新書)

作家
小池壮彦
出版社
宝島社
発売日
2000-02-01
ISBN
9784796617246
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心霊写真 (宝島社新書) / 感想・レビュー

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内島菫

写真が伝わって以来、日本における心霊写真(幽霊写真)、念写〜心霊ビデオをとりまく150年ほどの状況が概観できる貴重な一冊。心霊写真というものが、通常の写真や、幽霊を取り扱った絵画やマンガ、小説、映画等と異なって、嘘か本当かという真偽の判断を人々に迫るものであることを意識させられる。だからこそ本書の著者も、心霊写真に対する否定的で常識的な態度を折に触れて示すのだが、私にはそれが何だか違うように思われ、本書の面白さを減じていると感じられた。例えば、森達也の『職業欄はエスパー』のように、

2023/10/12

Gen Kato

幕末の写真技術輸入時からの心霊写真発展史。つのだじろうブーム以後の昭和の小学生にとっては「存在して当たり前」だった心霊写真。オウム後のオカルト自粛やデジカメの普及でもはや過去の存在になったけど、怖かったなあ。「やるならもっとうまくやれ」笑った。

2019/07/27

鈴木誠二

めっちゃ面白かった大当たり! 写真・映像・メディア史を語る上でも欠かすことのできない貴重な文献確定!(俺的に)

2019/08/27

ミヤ

写真術の伝来から発生した心霊写真。根元には未知のものに対しての畏れが反映されているのだと感じた。例えば「魂を抜き取られる」といった類の。 そして心霊写真という呼称にも紆余曲折を経て来たということ。幽霊写真、念写、霊魂の存在…それらの真偽のスタンスを包括したようなこの呼称が遍く使用されるようになった歴史は浅いというのが意外でした。 またポストモダンの心霊写真としての映像としての心霊ブームも熱が冷めて久しいがまた心霊ブームは来るのだろうか。単純に飽きられたのか、不謹慎だからか。後者だとしたら少しつまらない。

2023/10/14

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