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沈むさかな

沈むさかな

沈むさかな

作家
式田ティエン
出版社
宝島社
発売日
2003-03-01
ISBN
9784796631853
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沈むさかな / 感想・レビュー

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nyanco

ダイビングミステリーというのうのに惹かれて読み始めたのですが、読みにくい。時間が掛かりました。この作者は、あれもこれも盛り沢山にし過ぎかな・・・。ラストの〆に掛かる前に疲れちゃいました。

2008/06/20

yukibee

主人公が「きみ」で語られるのに違和感があって…誰が語り手なのか、知りたくて読み進めてたけど、そういうことじゃないみたいだった(笑) 自分は何者なのか、何者でありたいのか…17歳の時なんて、そんな難しいこと考えてもなかった。お気楽な時代だったな… スキューバダイビング…また潜りたいような、怖いような…読み終えて、やっぱり怖くなった…。

2018/08/11

愛玉子

謎解きと関係あるならまだしも、関係ない部分にまで叙述トリックを駆使するミステリがいまいち好きになれず…(葉桜~とか)。途中で予想がついてしまい、その後は伏線がノイズに感じられて読みづらくなってしまった。そうである必要があったのかな?湘南の海はちょっと透明度低そうだけど、ペーパーダイバーである私にはダイビングに関する場面が懐かしく、その部分は楽しめた。

2009/11/15

cassyu

二人称進行形で語られると全体にうさんくささばかりが蔓延します!これは発見かも(笑) 主人公がまったく読み手の私とシンクロしないのに「君は・・・するだろう」と言われるたびに小説から突き放され、書き手の存在を感じながら信用できるものが何一つない、拠り所のない違和感に充満されました。登場人物全員(主人公含む)がうさんくさいのは筋的にも正解なのでいいのですが(!)、江の島付近の湘南の海すらも偽物感まっしぐらですね~(爆) あまりの違和感まみれの読書感に最後のどんでんが私には不発に終わってしまいましたww

2012/01/06

聖月

◎『沈むさかな』。青魚などは、潮水であたるという。どういうことかというと、好塩性の細菌が付着しているので、真水で滅菌しないと食したときにあたるのである。だから滅菌のため、海で泳いでいた魚を調理する前に真水に入れる。すると、先に述べた感覚の麻痺、修正の作業が魚に求められるのである。今まで泳いでいた潮水の中と同じ様に泳ぎ出そうとする魚。沈んでしまう。そう潮水と真水の浮力が違うのである。沈むさかな。

2003/07/05

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