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希望のしくみ

希望のしくみ

希望のしくみ

作家
養老孟司
アルボムッレ・スマナサーラ
出版社
宝島社
発売日
2004-12-08
ISBN
9784796644020
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希望のしくみ / 感想・レビュー

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初期仏教界長老のスマナサーラ氏と養老孟子の仏教をめぐる対談。「近代科学を学んで仏教に」から始まる。「一切は無常。これは地球が丸いぐらいの真実。これが分からず幸せを求めるのは、原因が分からず治療を求めるようなもの。しかし人間は生老病死の現実を受け入れられない。それは知恵がないから。瞑想によって知恵をつけていく」と明快な回答を主軸に、様々な話に。「今の日本人は、自分を変えたくない、変えないで幸せになる方法を教えてくれ、という無理筋の話」が多いとばっさり。違う切り口から、さらに仏教が学べて理解が深まって嬉しい。

2020/07/26

さきん

養老孟司とスマナサーラの仏教を基軸にした対談。日本の仏教は仏教じゃないよねというところで共感し、仏教を含めた旧宗教の希求力低下がカルト暴走の一因になっていると指摘。幸せとは、希望とは、ストレスとはなど心の問題についても議論する。内容はやさしく、仏教理解と心を落ち着かせるためには良いのではないかと思った。

2017/06/05

Yukicks

シンプルな「真理」、”事実”を正確にとらえること、それを知識としてではなく知恵として活用すれば、”生きる”ことができる。

2013/04/25

もちもちかめ

梅雨時イライラしている時期に読めてよかった。諸行無常。ひとは変わりたくない変わらないと思い込んでいる。全ては変わりゆく、これが真理。あ、そうだったー何故か忘れてしまう。諸行は無常だし涅槃は寂静だし諸法は無我で、なんと!一切は皆苦なのですよね。一切皆苦も大概だけど、諸法が無我なのもつらい。さーて。明日も頑張ろう、そう思うことに感謝。知恵と慈悲で頑張ろうー。

2023/06/25

HIDE

諸行無常の説明と物事をさかさまにみることの話がおもしろかった。

2012/03/19

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