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果てしなき渇き (宝島社文庫 577)

果てしなき渇き (宝島社文庫 577)

果てしなき渇き (宝島社文庫 577)

作家
深町秋生
出版社
宝島社
発売日
2007-06-01
ISBN
9784796658393
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ジャンル

果てしなき渇き (宝島社文庫 577) / 感想・レビュー

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青葉麒麟

主人公がどんどん狂って行くのは、新堂冬樹作品と似てる。でも未だ向こうの方が強烈だけど。

2011/06/25

ちょこまーぶる

初めて読む作家さんの本ですが、疲れてしまいました。人を殺めるシーンの描写が過激すぎるし、人間なのかと疑う元刑事の思考・行動にもまったく共感できなかった。そして、登場してくる人物が次々闇を持っていて救われない人たちばかりでした。また、全体的に場面がスムーズに流れていない感じがして、場面が唐突に表れてくる印象を持ちましたね。この作品を読んで、かなり神経が参ってしまったので、次はほのぼのとして楽に読める作品にしょうと思います。ああ、しんど・・・。

2013/09/05

ehirano1

な、なんと凄まじい物語でしょうか・・・。読み進めるのが苦しい、狂おしい。しかし読者に立ち止まることを許さない本書は読ませます、読ませ続けます。なんという物語でしょうか!

2018/02/17

おかむー

これは予想よりもイケた『よくできました』。終始エグい描写と展開で「胸糞悪い」という評価が多いようだけれど、個人的にはこんなもんかとナニカ麻痺してる俺(笑)。主人公藤島が娘の加奈子の失踪を機に向き合わなかった娘の闇を知ると同時に、藤島自身、ひいては加奈子に関わるすべての人間の闇が浮き彫りにされえぐられてゆく様はある種痛快とさえ言える。結果として明かされる加奈子の真実とその結末は少なくとも彼女自身にとっては救われたとも言えるのかも知れない。主人公藤島が堕ちゆく様もある種の贖罪とも…単に救いがないだけとも言うか

2014/06/28

ガクガク

暴力とアブノーマルセックス。たかが女子高校生がそこまでできるかな?と言うのが読後の正直な感想。ま、そこはさておき、元警察官である父親・藤島の失踪した娘加奈子(実は真の主人公)を探す一連の行動もこれまた常軌を逸している。「暴走するドライブ感」と言えばそうなんだろうけど、コイツは元々警察官としては不適格な人物。加奈子の謎が次第に明らかになるにつれ、その魔性の姿が鮮明に。もはや悪魔の化身ではないのか。だから彼女の行動動機の衝撃性を差し引いても、自身が殺される時につぶやく「もう・・・いいよね」は似つかわしくない。

2015/01/10

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