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林檎と蛇のゲーム (宝島社文庫) (宝島社文庫 C も 1-1)

林檎と蛇のゲーム (宝島社文庫) (宝島社文庫 C も 1-1)

林檎と蛇のゲーム (宝島社文庫) (宝島社文庫 C も 1-1)

作家
森川楓子
出版社
宝島社
発売日
2009-09-05
ISBN
9784796672481
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林檎と蛇のゲーム (宝島社文庫) (宝島社文庫 C も 1-1) / 感想・レビュー

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ちょこまーぶる

読んでいる人は少ないが、読後は「面白かったぁ~」と呟いていた一冊でした。多少、ぶっ飛んだ設定かもしれないけど、そんなことは関係なく没頭して読み進めることができました。孤独と寂しさから救ってくれた人から託された危ない一億円が人の人生を変えてしまうけど、そのお金を守り続けた男とその娘が二世代に渡って様々なアクシデントに出会いながら生きていく話なんですが、人間って欲望に打ち勝つことができる存在なんだという根本的な事を改めて知らされたような思いもしましたね。そして、冷酷なヤクザさんに好感を持った作品でしたね。

2016/02/22

とも

★★★☆力作である。もともとはラノベ作家として別のペンネームでは多くの作品を残しているも、当作家名では始めて作品で初読となる。ラノベということで対して期待はしていなかったが、内容も勿論 不思議な題名も上手く練られている。今後の作品に更なる期待。

2014/10/26

ダグラスまま

尊敬する、大好きなお父さんが一億円を隠し持っているのを知って…というところから話が始まる。ヤクザ、街中から嫌われるお母さん、ヨット所有のお嬢様などなど。ザ、エンタメ小説といった感じで楽しめました。親の過去って、知りたいような知りたくないような…特に恋愛の話なんかは。ひょんなことから殺人未遂の嫌疑がかけられた女の子が、過去を紐解いていくさまが描かれます。一億円で人生狂わされた人たち。一戸建てがふたつ、やっと買えるくらいのお金なのにね。金の亡者たちが酷い最期を遂げる様は痛快です。なかなか面白かった。

2017/02/08

ga-ko

最後の最後まで結末が見えずに、気になって一気に読んでしまった。水野さんの存在。怪しいと思っていたけど、経緯がわかればパパが信頼できるのもわかる。最後までパパはいい人だった。

2022/07/30

rin

★★★★★…ミルクにまつわる事件はホントに痛々しくて、悲しかった。藤枝の最低さばかりが目についてしまったけど、ストーリーは良かった。お父さんとお母さん、水野さんをめぐる過去もありえないとは思いつつ、先が気になってページを捲る手が止まらなかった。それぞれが少しずつ罪を被ることにはなってしまったけど、一応ハッピーエンドだと思う。面白かった!!

2011/03/06

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