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イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

作家
海堂尊
出版社
宝島社
発売日
2010-01-08
ISBN
9784796673617
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イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8) / 感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

この国の国民はいつから医者に敬意を払わなくなったのか。人に敬意を払わず、非難するばかり。困難な症例でも治療に失敗すれば訴えられる危険性。お医者さんもやってられんでしょうね。少しは敬いましょうよ、感謝しましょうよ。

2010/04/10

とら

”海堂作品は国会議員を動かし、波紋を起こした”これは動かすはず。そこまで医療に詳しくないはずだけれど、こんな激論を見せられちゃ堪らない。噂通り本当に会議だけで終わったイノセント・ゲリラ。これ読んでると自然とイノセント・ゲリラサイドに付きたくなる。でも彦根が医療庁を作れば良いなんて言った時は素直に疑問を感じた。モヤモヤしたまま読み進め、そこに突っ込んでくれた時は「これ、自分会議についていけてるぞ!」と何だか嬉しかったwエーアイ導入すれば良いのに厚労省。お堅い。思ったより面白かったほぼノンフィクションでした。

2012/12/15

kishikan

面白い、実に面白い。チームバチスタ以来、医療現場と医療制度の矛盾を白鳥・田口の名コンビがえぐる。特に白鳥のロジック展開がこのシリーズの特色だった。その意味で、面白さではチームバチスタ、ジェネラルルージュが抜けているのに対し、ロジックのすごさでは、イノセントゲリラがピカイチ。今回は医療現場というより、制度や医療行政の矛盾を鋭く突いている。かなり誇張された感もあるが、それが問題点を浮き彫りにしている。また白鳥に加え、もう一人のロジカルモンスター、つまりイノセントゲリラこと彦根が加わり、白熱の議論が展開される。

2010/02/02

青葉麒麟

委員会での小難しい話ばかりで一寸読むのがしんどかった( ´△`)なんかこの作家って渾名つけんの好きなのかな?そんなに沢山あっても仕様がないと思うんだけどね。後、言い回しが気障っぽくて食傷気味。

2013/01/10

KAZOO

後半は、会議のやり取りが非常に面白く、一病理医が官僚と法律学者相手に論争を挑んで相手を論理で打ち負かすさまが小気味いいほどに書かれています。最後は白鳥がうまくおさめるのですが、この中の主題である問題点を作者は言いたかったのでしょう。それにしても医療の問題点や法律についてよく知っていると感心しました。非常に勉強になりました。

2015/07/08

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