ゴールデン☆スター飯伏幸太 最強編 (ShoPro Books)
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「プロレスとは、それぞれの自己表現の対決」――■対談 飯伏幸太×千葉雅也【プロレス×哲学】
対談 飯伏幸太×千葉雅也
磨き抜かれた美しい肉体と高い身体能力を生かした激しい技で業界内外から熱い視線を送られる、新日本プロレスの飯伏幸太選手。哲学者の千葉雅也さんにとっては、プロレスに興味を持つきっかけとなる人物であり、プロレス論〈力の放課後〉執筆にも影響を与えた人物だという。千葉さんからの哲学的な投げかけを飯伏選手が“受け”、独特の表現で“返す”、哲学対談。
(左)いぶし・こうた●1982年、鹿児島県生まれ。2004年、DDTプロレスリングでデビュー。13年~16年、新日本プロレスとDDTプロレスの2団体所属選手に。約3年のフリー(飯伏プロレス研究所)生活を経て、19年より新日本プロレス所属に。得意技はカミゴェ、フェニックス・スプラッシュなど。181cm 93kg @ibushi_kota
(右)ちば・まさや●1978年、栃木県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。東京大学大学院博士課程では表象文化論を専攻。著書に『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』『勉強の哲学――来たるべきバカのために』など。『新潮』9月号…
2019/8/10
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ゴールデン☆スター飯伏幸太 最強編 (ShoPro Books) / 感想・レビュー
Y2K☮
再読。この人の本質は野球でいうと「先発完投型のエース」ではなく「1イニングで全力を出し切るクローザー」だ。なのに周囲はそのスター性に惹かれ、先発で使いたがる。彼も周囲の期待に期待以上の動きで応える。ゆえにしばしば壊れ、定期的に身体と精神のメンテナンスを要する。そして今夏、やっと彼が新日本プロレスに戻ってくる。最近の飯伏は徐々に円熟の「先発完投型」へシフトしている。一方、かつて同じ道を歩んでいたケニー・オメガは全力投球のままで先発完投する驚異的な試合を続けている。互いへの尊敬と違和感。再会の日が待ち遠しい。
2017/07/10
Y2K☮
悩ましい。型破りな感性は小規模なインディー団体に相応しい。一方で彼の高い格闘能力(本書が出た頃は打撃面に特化していたが、いまはグラウンドもいける)と五分に渡り合えるアスリートは新日本やノアなどのメジャー系に揃っている。先日の天心vs武尊を見て、日本でプロレスの地位を上げるには華に加えてガチの強さと怖さもアピールできる存在が不可欠だと思った。石森太二やグレート・オーカーン、ザック・セイバーJr、そして彼みたいな選手が。いつかケニー・オメガや中邑真輔との試合をゴールデンタイムで生中継したら確実に世界が変わる。
2022/06/22
Y2K☮
<Limit Break>一応ね、レビューを書くのは一日に一つと決めてるわけ。思いをぐっと凝縮したいし、見てくれる人に集中して貰える様に。だから読みながらペース配分もしてる。たかがSNSでって笑われるかもしれないけど、作家志望の自分からしたらここも結構な真剣勝負。ナイス云々じゃなくて思い通りの感想を文章に変換できるか、伝えられるか。でもたまにそういうのがどうでもよくなる位にリミッターを外される本と巡り会う。これもそれ。飯伏幸太、まさにナチュラルボーンレスラー。彼の試合と言葉が創作意欲を激しく駆り立てる!
2016/07/04
0607xxx
「最狂編」から読み、「最狂編」のエピソードのインパクトが強すぎたので、若干の物足りなさがあったが、飯伏幸太の最強レスラーっぷりを存分に知る事ができ、大満足。これからも好き勝手に暴れまわって頂きたい。狂気と強さを持つ唯一無二のレスラー。
2017/06/29
澤唯
なるほど これは確かに最強編だわ
2016/08/10
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