KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

凍てつく世界 III (SB文庫)

凍てつく世界 III (SB文庫)

凍てつく世界 III (SB文庫)

作家
ケン・フォレット
戸田 裕之
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2014-02-18
ISBN
9784797371635
amazonで購入する

凍てつく世界 III (SB文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

いよいよ第二次世界大戦が本格化します。太平洋でも日米開戦が行われミッドウェーなどの様子がわかります。どちらかというと個人が多く出てくる群像劇のようなていをなしているのでよく人物関係を読みこまないと誰がどうなっているのかがわからなくなります。どちらかというと世界大戦を背景にした人間ドラマですね。

2015/03/07

キムチ27

Ⅲになっても登場人物の周囲が頭に入らず何度も行きつ戻りつ。第2次大戦を背景とした若い世代中心の心理的懊悩、行動が綴られる。もっともパワーポリティックスが底辺にある為、本意とは裏腹の事も多いかろう。虫けらの如く命が散って行く場面が続く。日本の軍国主義を表する場面、HP で処理される障碍者とそれを告発する戦いを始めるNS達、ユダヤ人を連行して列車に乗せるのに反して死を選ぶ神父等・・とても読み飛ばせぬ内容が満載、呻吟する想いでページを捲る。

2015/04/18

yutaro13

ドイツはソ連に侵攻、日本は真珠湾を攻撃。戦争が泥沼化する中で主要キャラにも死が訪れる。レディ・モードは第一部から活躍する好きなキャラクターだけどこのままでは報われない。日本の参戦についてはわりと中立的に描かれている印象。進行するマンハッタン計画が次巻で日本に悲劇をもたらすことでしょう。

2020/03/20

ちゃま坊

ナチスの政策を批判する者にはゲシュタポによる過酷な取り締まりが待っていた。障害者の次はユダヤ人か。優生学の思想の恐ろしさがわかる。そして戦局はアメリカの参戦と日本軍の真珠湾攻撃へと拡大。ドイツ軍と日本軍はこの頃破竹の勢い。しかし世界の物理学者の間で核爆弾の話題が出始め、アメリカはマンハッタン計画を始める。これまでの登場人物が何人も命を落としていく。

2018/07/22

eriko*

世界中でおこる、さまざまな悲劇に馴染みのある人々が、いろいろな形で、巻き込まれていく。賢くても、おろかでも、避けることはできない。

2018/05/06

感想・レビューをもっと見る