読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

求道心 誰も語れない将棋天才列伝 (SB新書)

求道心 誰も語れない将棋天才列伝 (SB新書)

求道心 誰も語れない将棋天才列伝 (SB新書)

作家
加藤一二三
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2016-03-05
ISBN
9784797384123
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

◎勝負の世界に生きる天才たちの陰には
人知れぬ「求道心」があった!


14歳で史上初の中学生プロ棋士となった著者。
この記録は半世紀以上たった今も破られていない。

さらに18歳で棋士の最高クラスであるA級8段に昇格する
という偉業を成し遂げ、
「神武以来の天才」と呼ばれた。

10段戦で大山康晴名人を下し、
初タイトルを獲得。
その後も名人、王位、棋王、王将など、
数々のタイトルを獲得している。

棋士生活は60年をこえ、
現在、75歳の現役プロ棋士最年長。

通算対局数・敗戦数は歴代トップで更新中、
通算勝利数は現役最多(歴代2位)。

1950年代から2000年代まで、
A級に在籍した唯一無二の“将棋界のレジェンド”だ。

著者が対戦した最古参のプロ棋士は、
1897年生まれの故・村上真一八段。
一方、あと何年かすれば
21世紀生まれのプロ棋士が誕生する。

その時まで現役でいれば
19世紀、20世紀、21世紀生まれの棋士と対戦する
という快記録が生まれるかもしれない。

世襲制が廃止され、
実力名人制が導入されてから名人になった棋士は12人。 著者は自身を除く11人全員と対戦し、
あらゆる世代のトップ棋士の実力を知る唯一の現役プロ棋士。

最近ではバラエティ番組に数多く出演し、
「ひふみん」の愛称でお茶の間の人気者になっている著者が、
60年以上の棋士生活を振り返り、
歴代の名人たちと対局した唯一無二の存在として、
天才たちの知られざる一面を独特の語り口で綴る。

●目次
第一章 将棋界をつくった天才たちの求道心
 江戸将棋名人の明らかに優れた感覚
 明治・大正期の因縁のライバル ほか
第二章 将棋名人ライバル列伝
 師匠の敵をとる
 勝つことはえらいこと ほか
第三章 「直感精読」と「剛毅」
 子供の頃からの悲願を達成
 たどり来て、未だ山麓 ほか
第四章 圧勝するか、油断を誘って逆転勝ちするか
 わしはA級で負け越したら引退する
 負ければ朝まで、勝てば5分でお開き ほか
第五章 打倒・天才棋士に燃える天才棋士たち
 大山さんがいなければ……
 ドイツ文学、クラシック音楽に精通する ほか
第六章 前進できない駒はない
 いつか必ず名人になれる
 相手が悪手を指したときに席を立つ ほか
第七章 いいときは焦らない、悪いときはあきらめない
 苦しい局面の切り抜け
 谷川君は、その子にやられるんだ ほか
第八章 一流たちの思考と陥穽
 食事と睡眠時間以外の全てを将棋に捧げる
 事前にもめることで動揺を誘う ほか
終 章 コンピュータに将棋させちゃダメ、人間が勝てなくなる
 羽生を震えさせた男
 勝者が永世称号を獲得する歴史的一局 ほか

ジャンル

求道心 誰も語れない将棋天才列伝 (SB新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

はじめさん

2016年3月初版。将棋界のレジェンド加藤一二三先生が見てきた、昭和の古豪、そして平成の俊英たちのエピソード。大山VS升田のライバル関係や、升田先生に私生活でも可愛がって貰ったが、升田氏は自分が勝てば感想戦は五分くらいで終わるのに対して、負ければ徹底的に朝までやる。/ 加藤先生自身が持つ最年少プロ記録が、本文中でどうやら破られそう、と当時三段だった藤井聡太の名も。さすが勝負師、読み通り。このまま行くと、最年少A級入り年齢もレコード更新あるか? / 将棋ウォーズの三間飛車、スーツのヒットマン大山名人好き。

2018/03/08

ライアン

過去の著作と内容はあまり変わらないですが、面白かった(笑)。大山さんや升田さんとの話が面白かったですね。あとデビューしたての羽生さんがお爺さんのような年齢のベテラン棋士と朝まで感想戦をした話(向こうがやめなかった)とかもね。ひふみんがよくやる相手の側の盤面に立って考える、「相手の側になって考える」というのは仕事や普段の生活でも使える大事なことですよね。

2016/05/03

緋莢

14歳でプロ棋士となり、以来60年以上、現役を続ける加藤一二三。明治生まれから平成生まれまで、様々な棋士と対局した著者が見てきた大山、枡田ら先輩たち、被災しながらも羽生の七冠の達成を阻止した谷川浩司、勝者が「永世竜王」の称号を獲得する羽生善治と渡辺明の歴史的一局など将棋を極めんとする求道者たちの姿を書く。

2017/03/11

シカマル

将棋の歴史は、棋士の歴史。数多くの棋士達の武勇を知ることができて興味深かった。「勝負事である以上、トップクラスまで上らないと話題にならないこと」

2016/04/10

いが栗坊主

おもろかった。引退危機や妙味あるひふみんのキャラが先行してるけど、本章は勝負根性や将棋への愛情がにじみ出てて人間味のある大棋士であることがよ~く分かりました。升田幸三や羽生善治との会話は声が聞こえてきそうでニンマリ。引退危機や谷川会長が今日辞職のニュース、、加藤一二三会長もあり!?

2017/01/18

感想・レビューをもっと見る