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長生き地獄 (SB新書)

長生き地獄 (SB新書)

長生き地獄 (SB新書)

作家
松原惇子
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2017-08-05
ISBN
9784797391442
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あらすじ

「長生き=幸福」の時代は終わった!

孤独死や無縁仏よりもこわい、長生き。
老いさらばえるなか、ゴールの見えない人生を歩き続けるのは辛すぎる。
いま、私たちはタブーとされてきた「死に方を決める」という課題に直面している。
長生き地獄の現場から、自身の死に方と生き方を問う本!


2015年の国勢調査確定値によると、75歳以上の人口が、14歳以下の子供を上回ったという衝撃的な報告が出ました。
人間の長い歴史のなかで、これだけの「超高齢社会」は初めて。人類は未曾有の事態に遭遇する。
いま、私たちは、これまでタブーとされてきた「死に方を決める」という課題に直面している。

これからの長寿は必ずしも幸福ではない。「長生き=幸福」という価値観は崩壊しつつある。
生涯未婚率が増加傾向にあるなか、単身高齢者の増加は必至。
老人がたくさんの家族にみとられ、惜しまれつつ逝く姿は、もはや幻想でしかない。人間はどこかで自分の命をしめくくることを考えなければいけない時代に入ってきた。
「尊厳死」や「安楽死」は、長生き地獄のなかで唯一残された生きる希望。
老いさらばえるなか、ゴールの見えない人生を歩き続けるのは辛すぎる。「あそこまで頑張れば休めるよ」という希望が欲しいだけ。
別に自殺したいわけではない。「死=(安楽死・尊厳死・自選死)」という希望があるだけで、人を今日一日を頑張って生きられるのではないか……。
延命治療や在宅医療、老人ホームなど、長生きの実状をつぶさに取材してきた著者が、これからの死に方と生き方を問う本!

●目次
第1章 長生きがこわい
第2章 ルポ・長生き地獄の現場から──それでもあなたは延命を望みますか
第3章 わたしたちの最期はどうなるのか
第4章 安楽死はいけませんか──オランダ安楽死協会を訪ねる
第5章 いい死に方をするために──今から考えておきたい10のこと
第6章 どう死ぬかは自分で決めたい

長生き地獄 (SB新書) / 感想・レビュー

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アーモンド

長生き=幸せ、 ではない事は同感。でも、なかなか死ねない日本。元気なうちに、楽しく生き、きちんと自分の死生観を周りに伝える事は大切だと感じた。漠然と孤独死は怖いと思っていたけれど、そんなことはないと書かれていてちょっとホッとした(^_^;)

2017/12/26

黒猫

死は人間の宿命。私たちは今を生き、それは死に向かって進んでいるということでもあり、日々老いていることでもある。これは、なかなか自覚がないだけに本を読んで自覚するしかない。「豊かな長寿社会」という。私は疑問だ。その社会を築けるヒトモノカネはあるの?ないよね。巧言令色だ。年金は下がり、退職年齢は上がる。一億総活躍?したくないわ!休ませろ!この本は核心を突いている。私も安楽死はまだしも尊厳死は法制化して欲しい。チューブを付けられてまで長生きしたくない。人間らしく自然に死にたい。メモ「日本尊厳死協会」

2017/10/25

こより

様々な孤独死の例が紹介されています。内容は全体的に独善的な印象を受けましたが、それだけ老いることは恐ろしいのだと思います。衰えて可能性を失って行く肉体、精神と向き合いながら、自分が強く生きれるのか、正直自信がありません。悪性の病気になってしまったら尊厳死が出来るオランダに移住したいです。私も孤独死のセミナーを受けてみたいです。

2018/07/02

まりまりこ

この手の本を読むと、いつも思う。 ある一定の年齢以上には、積極的延命治療をやめて、どうしても受けたい人は自費にしたらよいんじゃない? 胃ろうや人工呼吸器はもちろん、先進医療・抗がん剤治療や透析をやめ、疼痛を抑えるなど対症療法と、白内障手術や入歯などの生活に関わることのみ保険医療を認めるようにしたら、医療費、介護費など減って、増税を抑えられるのではないか。でないと、ホント、日本は若い人達に負担ばかり増えて、夢も希望も持てない先細りの国になっちゃう。

2018/12/01

カタコッタ

タイトルに激しく惹かれて読みました。90歳の夫の母と同居して30数年経ちます。私自身は著者と同じ気持ちです。老いた母とどうすごすか、これからの切実な課題です。

2018/02/15

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