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2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

作家
落合陽一
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2019-11-14
ISBN
9784797399950
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「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」のおすすめレビュー

落合陽一氏が見透かす2030年以降の世界の姿とは? データと図解、論客との対談で示す未来の形

『2030年の世界地図帳』(落合陽一/SBクリエイティブ)

 今から10年後の2030年、世界と日本はどうなっているのだろうか?様々なテクノロジーが進化した世界にはなるはずだが、それを推測するのは容易ではないだろう。

 一方で、地球と文明の“持続可能性” には、先の見えない不安要素も多い。国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、「現在のペースで二酸化炭素が排出され続けた場合、2030年から2052年の間に1.5度※1、2100年には4度程度まで上昇するシナリオ※2」もありうると警告する。また、他にも、世界的な格差社会の広がり※3や、日本では少子高齢化社会が本格化※4するといわれている。

 こうした“曲がり角”を迎える時代に、どうすれば近未来予測ができるのか。『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』(SBクリエイティブ)を上梓した落合陽一氏によれば、「これからの世界について考える上で、重要な鍵となる国際的な枠組み」があるという。

 それが、タイトルにもある「SDGs(エスディージーズ、Sustainable Develo…

2019/12/11

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2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 / 感想・レビュー

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mitei

今ネットで有名な若手学者が見た世界観。確かにと思う事もあるし、知ってるって話もあるけれど、池上さんと対談しているからか不思議と池上さんの本のような感じがした。そして教科書っぽい基本的なことが書かれていて勉強になった。

2020/05/03

神太郎

SDGsというのをテレビなどで見かけるようにはなったがその内容についてはぴんとこない。持続可能なと言われても「ん?」と思わず首をかしげてしまう。基軸はSDGsだが、それを実現させるために世の中がテクノロジーがものすごい勢いで進歩しているのはそういうこともあるのかと納得。しかしながら、日本ではいまいちピンと来てないような……。アメリカや中国が台頭してくるなかでヨーロッパのいち戦略でもあるこの政策。その階層構造は興味深い。また、2050年までの予定と予測の年表も興味深い。→

2020/09/03

breguet4194q

SDGsを学ぶうえでバイブルになりえると思います。イラストやグラフなどが多く、見やすくそして読みやすい。難解に感じる箇所はありません。多くの出典を参考にしてるので、内容も信憑性が高いです。これからを生きる若い世代にぜひ読んで欲しい一冊です。

2020/02/22

vinlandmbit

SDGsを一つの大きなテーマにしてますがそれを起点に多くのテーマとデータを扱っており、そしてタイトルにもあるように地図プロットされた多様な観点でのデータなどなどかなり読み応えあります。(にもかかわらず一般でも読みやすいようなポップさを出してるのは広く読まれたい事を狙ってとの事で良策)。 特に巻末のおわりにが落合陽一の最新の考えが現れていて初期の書籍と比べると思考の変化も垣間見れて面白いです。変わらず学び多いきっかけをくれる事に感謝。

2019/12/07

ミライ

落合陽一さんの最新著書。今作は2030年までの国際目標である、持続可能な開発目標(SDGs)について、現状の世界中の問題を掘り下げながら今現在・近い未来に起こりうる変化について語られる。350ページ調で情報満載(地図・グラフを駆使して紹介されているのもわかりやすい)、これを読めばSDGsについてかなり深く理解できるはず。落合さんの本らしく最新技術・テクノロジーの要素が満載で、かつ、それがSDGsに絡めて濃く幅広く語られていて非常に勉強になった。

2019/11/25

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