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くらもち花伝 メガネさんのひとりごと

くらもち花伝 メガネさんのひとりごと

くらもち花伝 メガネさんのひとりごと

作家
くらもちふさこ
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2019-02-26
ISBN
9784797673616
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くらもち花伝 メガネさんのひとりごと / 感想・レビュー

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スノーマン

くらもちふさこを知ったのは、別マの『海の天辺』。絵柄がとてもスタイリッシュなのと、この詩的なタイトルで、お子ちゃまの私には無理なのでは、、と思ってしまったので、ほぼ覚えてない(笑)なんて勿体無いことを。。くらもち先生の学生時代の話や、作品のこぼれ話、そしてデビュー当時から現在までの作品紹介もあり、もっと私がくらもち作品に詳しければ更に楽しめたのに、、と思ったけど、知らなくても楽しめた。まずは海の天辺リベンジ!したい。

2019/06/13

小鈴

ファン必見!デビューのときには既にりぼんでは一条ゆかり、山岸凉子が活躍していたのか。萩尾望都の文学性が無理解な親との軋轢から来るとするならば、くらもちふさこの豊かな日常の世界は家族の仲の良さからくるのかなって思いました。私とは20歳以上離れているのに、陽大と入谷の関係が英雄伝のラインハルトとキルヒアイスの関係のようにと言われるとああ!って思ってしまうであった。くらもちふさこさんの解説を聞いてまた作品を読み返したい。陽大、陽向の名付け親は神社総代、陽生の祖父。記憶をなくした陽大と二人は繋がっていた!

2019/02/28

ちろ

ずっと愛読しているくらもちふさこさんのエッセイ集。漫画に対する思いがつまってます。初めてたくさんのくらもちさんの言葉に触れることができて、とっても幸せ!いろんなの物事に関心を持って、種火を抱くことが作品のエッセンスになって活かされてるんだなぁと感じました。『絵で演じる』…あの場面の絵にはこんな想い入れが詰まってるんだと、コミックをまた読み返したくなってしまった。 そよの父親のセリフは、くらもちさんの心の声だったのコラムがお気に入り。ファンの知りたいエピソードがてんこ盛りの必読本です。

2019/03/05

ジロリン

ファンブックみたいなものだと思ったら、ほぼ全編くらもち師匠の筆によるガチのエッセイ集でした。エッセイとは言え、デビューまでのいきさつや各作品が生まれた背景、<くらもち男子>はいかにして生まれたか?あるいは音楽をどう<見せるか>という創作方法etc…多彩な角度から今まで聞いたこともないお話が語られ、ファンとしては存分に楽しめる♪しかし、相変わらず「ショパン」は代表作として認めてないのですなw本書を読むと「もっとやれたはず!」という気持が強い気がするが…しかしあの<くらもちふさこの手>にクレームが来てたとは!

2019/03/03

デコ

大好きな漫画家さんの一人くらもちふさこ氏、どのように漫画に向き合い40年間書き続けてこられたのか気になり読みました。表現したいもののためのキャラクター作り、しぐさ、コマワリ、背景のこだわりぶりが凄かったのです。例えば雨のシーン、角度や傾き、空に向かって降るように描くのかと工夫します。漫画の中に自分では意識していない部分でくらもちふさこ氏の気持ちを受け取っているから感動するのですね。幸い「天然コケッコー」「花に染む」は我が家の永久保存版。何度も読める!

2019/10/19

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