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眠れなくなるほどキモい生き物

眠れなくなるほどキモい生き物

眠れなくなるほどキモい生き物

作家
大谷 智通
猫将軍
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2021-08-26
ISBN
9784797673975
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眠れなくなるほどキモい生き物 / 感想・レビュー

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kinkin

どろどろしたタイトルとイラストに惹かれ読んだ。こういったキモい生き物を扱った本は多いが、この本はそれらとは一線を隠していると感じた。 「行動を操る生き物」「人に棲む生き物」「おぞましい生き様」に分かれていて特に人に棲む生き物の章はキモい。生息地、特徴、人体にもたらす影響他医学的な記述もされている。本書の中でも触れているが様々な細菌やウィルスなどは自然破壊も要因の一つである世に放ったようなもの、には納得。潔癖症、虫嫌いは読まないほうがいいです。図書館本

2022/03/02

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

寄生虫が寄生する先の生物(宿主)の脳に司令を出して彼らの行動を操作する生物についてかかれている。世の中にはこんなキモい生物がいるとは・・。一生、関わりたくないが、サナダムシは懐かしかった。

2022/01/11

えっくん

★★★★★脳を操る寄生生物、人への寄生生物、おぞましい寄生生物の3部構成ですが、読めば読むほどグロさ、キモさがグレードアップしてゆきます。数々の寄生生物が不気味な絵とともに紹介されていますが、まるでホラー小説のようなプロローグや生物を擬人化した描写などもリアル感や悍ましさを助長させます。ウイルスや細菌へのワクチン開発は進んでいるものの人の寄生生物への治療薬やワクチンは進展していないそうで、致死率の高い寄生事例も多いようです。コロナウイルスに効果があるかもと言われたイベルメクチンも抗寄生虫薬だったんですね。

2022/06/25

ハリガネムシに各種様々な寄生バチにゾンビ化させて操る冬虫夏草に日本住血吸虫にお好きな方にはたまらない本。うん、しんどい。イベルメクチンは寄生虫と戦うためのクスリであって、コロナは寄生虫じゃないのだとしみじみ。愛知県の知多半島に進出したと昨今話題になってるエキノコックスについても詳しい。ヒアリより桁違いにやばいと思うので、行政にそろそろ音頭を取って動いてほしい。ミヤイリガイは全部駆除はできたけども、キツネにそれをするのは現実問題として難しいだろうし。

2021/10/17

ようへい

寄生虫の話、とわかってしまえば、こちらも心の準備ができるというものです。序盤はハリガネムシや冬虫夏草などメジャー所が並び、寝そべりながら安全安心の読書タイム。しかし、中盤の人体に寄生するゾーンに突入すると、お尻の辺りがもぞもぞし出し、落ち着いていられない。野菜を入念に洗わずにはいられない。お互いに不幸な出会いであったアニサキスがまだ可愛く思えてしまう。途上国では数億単位で患者がいるのに先進国では殆どいないため関心が向けられず、対策や支援が行われない「顧みられない熱帯病」には考えさせられました。

2021/12/04

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