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国民のしつけ方 (インターナショナル新書)

国民のしつけ方 (インターナショナル新書)

国民のしつけ方 (インターナショナル新書)

作家
斎藤貴男
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2017-06-07
ISBN
9784797680102
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あらすじ

世界各国の「報道自由度」ランキングで日本は七二位(二〇一六年、一七年)。日本のジャーナリズムの現状に危機感を抱く著者は、政権による報道への圧力と、それ以上にメディア側の責務を放棄したかのような姿勢に原因があると指摘。その有り様は、国民をしつけるために巧妙に仕組まれているかのようだ。ネットで常態化する記事に見かせけた広告や保身に走るメディアの問題も浮き彫りにし、知る権利を守るために我々にできることを探る。

国民のしつけ方 (インターナショナル新書) / 感想・レビュー

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kinkin

日本という国は世界各国の中で報道自由度ランキングが72位 (2016年)。報道の自由と憲法で保証されているはずなのに近頃は政府が口出しすることが多くなったり報道を利用して政策の正当性を刷り込みしているようなケースなどについて書かれている。権力に立ち向かうジャーナリズムの力も弱体しているのか。

2017/06/20

hk

「報道されたくないことを伝えるのが報道であり、それ以外のものは広報に過ぎない」 これは1984を著したオーウェルの箴言。 「人々が知らなければ困ってしまうことを伝えるのがメディアの本分であり、人々が知らなくても特段困らないことばかりを垂れ流すのはゴシップ誌である」 これは伊坂幸太郎の小説に出てきた一節。 本書は既存メディアが安倍政権に対し及び腰になっている現状を事例を交えて紹介し、どのようなスキームが内在しているのかを解説している。政権からの圧力か?はたまたメディアの過剰な忖度か?もしくはその両方か?

2017/10/28

jima

あとがきより「・・・要は既存メディアでもネットメディアでも、それだけを鵜呑みにしない事である。・・・ジャーナリズムは危機的状況にある。ジャーナリズムが滅びれば民主主義は滅びるか、滅びなくても変質を余儀なくされていく。権力や巨大なグローバル資本の行動が絶えずチェック機能に晒されていない世界では、彼らに近くない人間は、ただ支配され、しつけられ、利用されるだけの存在に貶められてしまう。人権など夢のまた夢だ。・・・」

2017/08/14

ふっかー復活委員長

個人的には日本版ハフポストを読むのが好きなのだけど、そこにすら記事に擬態した「ネイティブ・アド」が多くて残念になる(その中では質が高い方とは思うけど)。▼以前から「2020年まで新聞や雑誌は耐えられるが、それ以降がヤバい」という説は耳にしていた。それは単純に売り上げの問題なのかと思ったら「五輪パートナー」「軽減税率」というもっと深刻な要素があった。▼これからは、ジャーナリストが職や命を失わないために(海外では珍しくない)、読者側がクラウドファウンディング等で支えられるか?という話になるのかも。

2018/05/03

華形 満

最近特に「ペンは剣より強し!」の諺は死語となったのか?と落胆の連続な時代になったものだと嘆かざるを得ない。大手マスコミと政権与党の癒着で本来のマスコミの果たす役割は完全に破たんしていて、じゃあネットニュースに委ねられるかと言えばそこにはネイティブ・アドやらステマが当たり前の様に蔓延っており、一体何処に信頼出来る情報ソースを求めたら良いのか不安と落胆に導かれる内容。サラリーマン根性記者から脱し、今こそジャーナリストの原点に立ち返って欲しいと切に願う。出来ないのならば潔く”ジャーナリスト”の肩書は捨てよ!

2017/08/09

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