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英語とは何か (インターナショナル新書)

英語とは何か (インターナショナル新書)

英語とは何か (インターナショナル新書)

作家
南條竹則
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2018-06-07
ISBN
9784797680263
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英語とは何か (インターナショナル新書) / 感想・レビュー

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Kazuhiro Okamoto

軽く息抜きに読めて面白い。内容としては、英語を含めた外国語学習についてのよもやま話といった感じ。英語に流入したフランス語やラテン語の話や発音記号の話など。また、会話能力のレベルも状況によるので気にしないでよいとか。言語にも相性があるので、古代ローマ(ラテン語)に日本人がいたらとても発音もきれいで一目置かれたに違いないとか…リンガフランカ(共通語)のネイティブスピーカーにとっては、自分の母語が好きなように発音されたり、綴りを変えられたりという「乱れ」は辛く感じるだろうとのことだった。その気持ちはわかる。

2019/07/06

歩月るな

「文章語」はダテや酔狂でこしらえたものではありません。もったいぶって難しい言葉を使い、偉そうな顔をするためにつくったのではない。(頁46)の辺りで妙に慰められました。内容はと言えば、軽い気持ちで読める本。英語圏の訳書ばかり読んでいるが、その他の言語に対してどのように取り組まれてきたのか、歴史的な背景から優しく語りかけてくれるお蔭で、色々な本の会話や舞台背景がさらに腑に落ちるようになる。数か国語を操る諸氏には当然な要素も「歯がゆさ」もちょっと理解できる。会話したいんじゃなくて読みたいから学ぶ、でも良かろう。

2018/06/09

タイコウチ

かなり思い切ったタイトル(?)だけれど、薄い新書のエッセイなので、それほど情報量があるわけではないが、飄々とした語り口で、随所に文学者・翻訳家らしい洞察もあり、英語の歴史や他の外国語との比較についての話は、わかりやすくためになった。英語の早期教育については、水村美苗さんの「日本語が亡びるとき」と同じ問題意識だけれど、「言葉」を大事にしない風潮が強くなっているこの国では、その覚悟がないままに流されていく先の、未来の現実となるかもしれない。錚々たる面々が推薦文句を並べる帯は、ちょっとやりすぎかな(笑)。

2018/07/27

jjjともろー

英語にコンプレックスを持ちがちな日本人。なかなか克服できない。やはり文法は大切。

2019/10/05

Seirēn

現在の共通語(リンガ・フランカ)としの英語の話を契機に、共通語の歴史や、外国語をものにすることの意義や、共通語を母国語に持つ側の悲哀などについても触れている。受験科目という呪縛から離れて、改めて(自分にとっての)英語とは何ぞや、と再考を促してくれる。勉強法については文法をきっちりやって、単語の習得も兼ねてリーディング、必要があれば現地で会話。まあそうだよね。このひとが作家だと寡聞して知らなかったが、更に師匠が由良君美。その師が平井呈一、遡ると永井荷風、と外国語をものにした知性の系譜に連なるのも驚き。

2019/07/21

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