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プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020 (インターナショナル新書)

プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020 (インターナショナル新書)

プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020 (インターナショナル新書)

作家
きたがわ翔
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2021-10-07
ISBN
9784797680829
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『プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020』(きたがわ翔/集英社) 絵を描くことを生業とする方と話をすると、普通の人とはまったく違う視点でものを見ていることに驚かされることが多々ある。13歳でデビューしてから40年以上、手描きにプライドを持ち続ける漫画家・きたがわ翔先生もそのひとりだ。圧倒的なスキルと知識を持つきたがわ先生が、“絵を描く側の視点”から現在と過去の作品と漫画家、そして少年漫画と少女漫画を自在に行き来しながら各作品の魅力と影響に鋭く切り込んで解読する研究本『プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020』(集英社)を上梓されたということで、溢れる漫画愛を受け止めるべく、アトリエへお邪魔した。

取材・文=成田全(ナリタタモツ)

受けた影響を探っていく“新しい”漫画の読み方

 この本が作られたきっかけは、きたがわ先生旧知の漫画家・山田玲司先生(※1)がニコニコチャンネルで配信している『山田玲司のヤングサンデー』への出演依頼だったという。しかし自身の重度の漫画オタク発言に視聴者がドン引きしやしないか、と悩むが、語り合うテーマが小学生時代に重…

2021/12/4

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プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020 (インターナショナル新書) / 感想・レビュー

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こも 零細企業営業

深い、、本当の深い。俺は漫画の表層を漂っていただけだったんだ。そして鬼滅の刃が何故人気なのか説明され。何故自分に響かなかったのかわかった。少女マンガを嗜んでなかったからだった。母親と共に見れるマンガだったからか。。ジブリと同じか、、

2023/05/10

blackstone

まえがき(漫画)に書かれている通り、ウェブ番組 不定期配信『れいとしょう(玲と翔、レイトショーを掛けている)』の書籍化。『れいとしょう』では本家そっくりの絵を描き、漫画キャラの眼や髪型の遍歴など画サイドの漫画界の変遷を解説するが、本書では活字のみという特性に合わせ、有名漫画家達の生い立ちをバックボーンとした作品の背景(作品から沁み出す魅力)を思う存分、書き記した本。『BSマンガ夜話』のいしかわじゅんと夏目房之介の解説は難しかったが、これは現代人に理解しやすい。(漫画)作品の背景等に興味がある人にオススメ。

2023/07/10

akihiko810/アカウント移行中

漫画家きたがわ翔が『ドカベン』、『スラムダンク』、萩尾望都、『マカロニほうれん荘』、『鬼滅の刃』を語る。印象度B+ きたがわ翔のマンガは読んだことないが、少女漫画出身だったのか。どれも「神漫画」と呼んでさしつかえない作品ばかりを、思い入れたっぷりに語る。『鬼滅の刃』は少女漫画のエッセンスがふんだんに取り入れられている、という考察にはなるほどと思った

2022/06/20

トラシショウ。

積読消化。実際にプロの漫画家である著者が、「スラムダンク」と「ドカベン」の共通点、萩尾望都と鴨川つばめの先見性、「鬼滅の刃」とかつての少女漫画との関係性等を主軸にひたすら熱く語る内容。うーん、読み友さんの辛口感想やYouTubeで山田玲司とやってる「れいとしょう」でも薄々解ってはいたけれど、これはかなり困った本だなぁ。漫画全般への相当豊富な知識量は確かに感じられるんだけど、単なる知識マウントと自分語りに終始していて話も頻繁に前後する、本人はこれで「論じている」つもりなんだから質が悪い(以下コメ欄に余談)。

2023/01/19

venturingbeyond

きたがわ先生の手による偏愛的漫画系譜論。漫画家をめざす人たちが、漫画好きなのは考えてみれば当たり前で、プロのクリエイターというアイデンティティに先行して、筋金入りの愛好家であることが、これでもかという(プロの視点からのものも含む)作品論から見えてくる。小学校時代に単行本で『マカロニほうれん荘』の洗礼を受けた身からすると、第四章の鴨川つばめ論が感涙もの。近いうちに再読かな。

2022/01/05

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