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これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講

これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講

これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講

作家
東浩紀
池上高志
石川善樹
伊東豊雄
水野和夫
佐々木紀彦
原研哉
深澤 直人
平野啓一郎
松井 みどり
山極 寿一
菅付雅信
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2018-03-25
ISBN
9784799322413
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あらすじ

今日の世界は、かつてないほど急速な変化を遂げている。
資本主義はその限界を露呈し、人工知能は人間の仕事を奪い始め、誰もが100歳まで生きる人生100年時代が到来しつつある。
旧来の価値観が通用しなくなっていくなかで、「これから」をよりよく生きるためには、現在進行形のリベラル・アーツ(教養)が欠かせない。
思想から経済、デザインにアートまで、各界のフロントランナー11人が、
各分野の「これまで」と「これから」を紐解きながら、「これからの教養」を語り尽くす。

◎目次
1.これからの思想――東浩紀
2.これからの生命――池上高志
3.これからの健康――石川善樹
4.これからの建築――伊東豊雄
5.これからの経済――水野和夫
6.これからのメディア――佐々木紀彦
7.これからのデザイン――原研哉
8.これからのプロダクト――深澤直人
9.これからの文学――平野啓一郎
10.これからのアート――松井みどり
11.これからの人類――山極寿一

◎未来の創り手11人が考える、変わりゆく世界の「これから」
「僕たちは偶然性=弱いつながりを意図的に回復しなくてはいけない」(東)
「人間も機械も『人工生命化』していく」(池上)
「人生100年時代には『大きな問い』が必要になる」(石川)
「新しいコミュニケーションやコミュニティをどう居心地よく造るかが問われている」(伊東)
「近代社会の原理から脱し、『よりゆっくり、より近く、より寛容に』」(水野)
「いまはまたゼロからビジネスをつくらなければならない時代」(佐々木)
「これからはものではなく価値を作っていく時代」(原)
「デザインをする部分が本質的になってきた」(深澤)
「『個人』という概念が社会システムを考えていく上で限界に来ている」(平野)
「スペクタクルの蔓延の中で見失われている『個人の独自性』を取り戻す」(松井)
「人間はデータから脱出しなければならない」(山極)

◎「はじめに」より
爆発的に増える情報量とそれらを瞬時に検索するネット環境、
ビッグデータを駆使するコンピュータの発展にともなって、
僕らは「既になんでも知っている」かのようなイメージがあるが、果たしてそうだろうか。
逆に、より受動的で、自分の関心領域だけに閉じこもる人が多くなっているのではないか。
さらに、世界で何が起きているかよりも、国内の事象や
文化にだけ関心を向けている人も多いように思う。
そうした精神ならびに知性の不自由さから解き放たれるためにも、
異なる分野や言語を学ぶことには意味がある。
教養はリベラル・アーツの訳語だが、人が自由(リベラル)であるためには
技術と知恵(アーツ)がいる。異なるものを知らないと、人は自由になれない。
本書は「これから」をより良く生きるための現在進行形のリベラル・アーツ(教養)の
端緒に触れられるものになれればと意図している。

これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講 / 感想・レビュー

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まる

当たり前のことだが、ここに出てくる人たちはみなそれぞれの分野の超一級のスペシャリストであり、世界観あるいは「ものさし」のようなものをもっている。とりあえずぼくたちも自分なりの「ものさし」をもてばいいのではないか。そういう意味では、彼らの言っていることに愚直に従ったり、そっくりそのまま彼らになろうとするのは少し違うのだと思う。

2019/02/13

Tenouji

トピックが私の興味と重なるので、とても楽しく読めた。全体としては、資本主義が終わろう(変わろう)としていること、個人の活動の範囲が広がっていることが、共通認識なんだろうな。それによる価値観の変化を、どう受け止め、活動していくか。とても、示唆に富むインタビューで、年末に読めて良かったな。

2018/12/30

nizimasu

この手の教養を前面に打ち出した本って21世紀に入って随分減ったなあと思う。一時はホリエモン以降の拝金自己啓発系が幅を利かせていたけどそろそろ終焉の時期を迎えつつある中でこうした本が出てくるのはいい試み。菅付さんが代官山の蔦屋書店で連続開催したトークショーが基盤にあってそのメンツもかなり個性的。以前から気になる人や読者な人もいてそれぞれに楽しめた。原研哉や深澤直人さんのデザインの日本人感はもちろんの事山極寿一さんのサル学の講義も面白い。東洋経済出身の佐々木紀彦さんの話もちょっとアップデートされていたし良書

2018/11/30

takka

この本はあらゆる分野の専門家がこれからの世界をテーマについて著者と対談したまとめの本である。いつもは人文科学系の本ばかり読むため、そういう自分にとって生命、建築、人類などの話を読むのは新たな刺激になる。リベラルアーツが叫ばれている昨今、SNSなどで自分の関心しか映らない社会のアンチテーゼになるのか。この本で少し感じられたと思う。

2018/06/26

たくみくた

読む中で「アート」は問題をいかに表現にするか(問題提議)。「デザイン」は問題をいかに解決するか(問題解決方法)なのかなと思った。

2018/08/26

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