これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講
これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講 / 感想・レビュー
Porco
ソーシャリー・エンゲージド・アートという概念を初めて知りました。あと、山極寿一氏の「身体感覚で共感できるのが人間で、ルールに従わないと社会が保てないのはサル」(大意)というのも面白かった。
2019/09/12
u1
平野啓一郎以外誰も知らんかったけど、どの人の話も面白かった!このインタビュアーの人が話を聞き出すのが上手すぎるんじゃな!『「純文学は確かに社会に生まれた0・01%の毒である」とも書かれていますよね。これはすごくいい純文学の捉え方だなと思ったんですが、この「毒」という言葉にはどういう意味を込めているんですか?』➡️いい質問ですね!これに対する平野啓一郎の答えがまたイイ!平野啓一郎の本は読んだことないから是非読んでみよう!
2021/09/16
Tenouji
トピックが私の興味と重なるので、とても楽しく読めた。全体としては、資本主義が終わろう(変わろう)としていること、個人の活動の範囲が広がっていることが、共通認識なんだろうな。それによる価値観の変化を、どう受け止め、活動していくか。とても、示唆に富むインタビューで、年末に読めて良かったな。
2018/12/30
suzuki
2017年頃に代官山蔦屋でに行われた対談をまとめたもの。 対談という性質上、予備知識がないと消化不良な回もあったり、ある程度知っている分野については内容の踏み込みが浅かったりしたが、予防医療の話と、平野啓一郎氏、深澤直人氏、山極寿一氏の回は自分にとってはわかりやすい内容で面白かったし、様々なジャンルの知識人がこんなことを考えているんだ、という雰囲気を感じることができた。 平野啓一郎氏の実験的小説に興味ひかれたので、積読しておきたい。
2021/05/11
nizimasu
この手の教養を前面に打ち出した本って21世紀に入って随分減ったなあと思う。一時はホリエモン以降の拝金自己啓発系が幅を利かせていたけどそろそろ終焉の時期を迎えつつある中でこうした本が出てくるのはいい試み。菅付さんが代官山の蔦屋書店で連続開催したトークショーが基盤にあってそのメンツもかなり個性的。以前から気になる人や読者な人もいてそれぞれに楽しめた。原研哉や深澤直人さんのデザインの日本人感はもちろんの事山極寿一さんのサル学の講義も面白い。東洋経済出身の佐々木紀彦さんの話もちょっとアップデートされていたし良書
2018/11/30
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