KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

完全版 仏教「超」入門 (ディスカヴァー携書)

完全版 仏教「超」入門 (ディスカヴァー携書)

完全版 仏教「超」入門 (ディスカヴァー携書)

作家
白取春彦
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2018-07-29
ISBN
9784799323410
amazonで購入する Kindle版を購入する

完全版 仏教「超」入門 (ディスカヴァー携書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ミカママ

初読み作家さん。この方のバックグラウンドがよくわからない。独自の切り口はおもしろいのだが、ぶった切り調の文章が鼻につく。とりあえず「日本国内の」仏教は「日本独自」なものであることはよくわかった。肝心の「縁起」と「空」に関しては、途中なるほど…と思わせながら、結局最後までよくわからなかった。

2019/06/02

旅するランナー

仏教は輪廻・生まれ変わり・霊魂の存在を否定する。えっ? 多くの人がエセ仏教徒に成り下がるところから始まり、「仏教とは何か」をじっくり学べます。ブッダが勧めた、まともに生きること、真っすぐに生きること、自己を制して生きることを実践しようと思いつつ、ニルバーナの音楽が聴きたくなる煩悩が沸き起こる、僕の不甲斐なさは言語道断だなぁ…

2018/12/24

R

今話す言葉のうち、どれほどが仏教由来のものか、また、その本来の意味から外れているかを知ることができる本でした。入門の名の通り、釈迦の教えがどういうものか、空と縁起という大切なキーワードから説いてくれるのだけども、なんとなく仏教っぽいと思っていることが、本筋の内容ではないということが多いと、改めて思い知らされたりして、実際的な、より実践的な仏教思想である釈迦の教えに興味がわく本でした。哲学ではないというのもよい。

2019/02/05

naka

仏教の教えを解説している本ですが、著者は特定の宗派に属しているわけではなく、より原典を解釈するかたちでまとめられている印象です。このところ仏教や神道の入門書をいくつか読んでいて感じたのは、さまざまな宗派が出来ていくところが、自然科学における新しい学説が出てくるのとイメージが重なりました。ただ、自然科学では研究によってより正しいものが選択されていくのに対して、宗教の場合にはその判定がちょっと難しく、これが争いの元になったりするのだなと感じました。Kindle Unlimited

2024/03/31

かごめ

釈迦は人生は苦であると言った。極楽は死後の世界ではなく苦の根源である煩悩から離れられた状態である、と本書で書かれていた。そうしてみると「空」もわかりやすい。「諸行無常」も厭世的な意味ではなく今を生きよと釈迦は言っていた。釈迦は死後の葬儀より仏道に励めと弟子たちに言ったそうだが、釈迦の弟子たちでさえも遺骨の供養に向かってしまった。葬式仏教に堕ちるのもいたしかたがないのだろうか?しまった、悪口は三毒になるかもしれない。知ることと行うことの隔たりは遠い。極楽も遠そうだ。五蘊はいつもわかりにくい。

2020/01/15

感想・レビューをもっと見る