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「文豪」がよくわかる本

「文豪」がよくわかる本

「文豪」がよくわかる本

作家
福田和也
出版社
宝島社
発売日
2016-04-07
ISBN
9784800254238
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親友に妻を”寝取らせた”谷崎潤一郎、“女遊び”に狂った石川啄木…『文豪ストレイドッグス』もビックリな文豪の“ゲス”エピソード

『「文豪」がよくわかる本』(福田和也:監修/宝島社)

今年4月からアニメ化された人気漫画『文豪ストレイドッグス』(春河35:画、朝霧カフカ:原作/KADOKAWA)。太宰治が探偵だったり、芥川龍之介がマフィアだったり、そのぶっ飛んだ設定が大ウケしているが、あくまでフィクション(当たり前か…)。それでは実際の文豪たちの素顔とはどのようなものか。『「文豪」がよくわかる本』(福田和也:監修/宝島社)を読むと、「おっと…さらにぶっ飛んでいるではないか…」と唖然とする。 石川啄木 「はたらけど はたらけど 猶わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」

清貧なイメージの啄木だが、その実、金銭トラブルの多い曲者であったという。金欠に悩むと、終生の友人・金田一京助は自らの家財を質に入れてまで啄木を援助したが、その借金の主な原因が“女遊び”。芸者に現を抜かすも、その芸者を他の男にお金で売ったとか…。

「たはむれに 母を背負ひて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず」

涙なしには読めない名歌であるが、啄木の妹の回想によると、「夜中に寝ている母を起こして、饅頭を作…

2016/9/15

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「文豪」がよくわかる本 / 感想・レビュー

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ヒデミン@もも

いやー楽しめた。表紙に書いてあるセンセーショナルな出来事が薄れるほど内容が濃い。さすが宝島社❢ 明治・大正・昭和の文豪あっぱれ❢ 谷崎潤一郎、岡本かの子はねわかる。が、島崎藤村、石川啄木、国木田独歩、中原中也etc みなさまあまりにも豪快なので、どれが誰のエピソードか!? その作品までもゴチャゴチャに。「それから」「伊豆の踊子」「春琴抄」とか再読したくなった。

2016/05/19

ロア

そんなみんな全然ゲスなんかじゃない!私的にはどれもステキエピソードでしたよ(∩^ω^∩)数割増しイケメンに描かれてて、カッコいいポーズも決まってる文豪イラストも良かったです♡このイラストで、シールとかしおりとかメモ帳とかブックカバーとかとか作って欲しいなー。「一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと」by石川啄木 この歌、ストレートなところがとてもイイ!(*゚ω゚*)と思った私の方がむしろゲスなのでしょう。

2017/04/27

ゆう

図書館本。“ゲスだっていいじゃないか”流行りにのっかったこの言葉にひかれて読んでみたけど、ゲスってほどの文豪が沢山いるわけではない。ゲスまでいっちゃうような人は少しだけ。回りが酷くて不憫な文豪もいれば、この人ダメじゃんって文豪もいる。あんないい作品書いてるのに本人が最低っていうのはギャップ萌え…いやいや、萌えれません。

2016/07/24

ユウユウ

表紙の印象よりは内容しっかりめ。文豪だからゲスいのか、ゲスいから文豪なのか。。。

2019/05/19

まゆまゆ

とても為になって楽しい1冊でした。明治、大正、昭和の文豪たちの簡単な年表と代表作のあらすじ、有名なエピソードなどを収録。読みたい本が一気に増えそうです^^; とりあえず、太宰・芥川・中也から真っ先に読みました。 好きな物は最初に食べる派(笑) 裏表紙の 「人間失格は太宰治だけじゃなかった…」が最高(笑)でも読んでみて納得。皆さんなかなかなエピソードをお持ちです。旦那と愛人と一つ屋根の下で暮らすわ、姪を孕ませ海外逃亡するわ、友達に奥さんを譲渡するわでもう大変。色んな意味で凄いよこの人たち。

2016/06/17

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