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日本史100人のカルテ

日本史100人のカルテ

日本史100人のカルテ

作家
和田秀樹
出版社
宝島社
発売日
2017-11-17
ISBN
9784800274038
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「日本史100人のカルテ」のおすすめレビュー

西郷隆盛の悩みはメタボだけじゃない? 坂本龍馬はアルコール依存症? 医者の視点で見れば偉人の印象が変わる!

『日本史100人のカルテ』(和田秀樹:監修/宝島社)

 先日、健康診断を受けてきた。自分では普段から歩いているし、体重は減っているだろうと思っていたが、実際には変わりなかったうえ、医者の問診では悪玉コレステロールへの注意を受ける始末。その結果に不貞腐れながらダラダラとネットを眺めていると、2018年のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』の話題を目にする。そういえば西郷隆盛もいわゆる「メタボ」だよなと思い出し、あの時代の健康管理はどうなっていたのだろうかと気になりだした。

 そんな折に見つけた1冊が『日本史100人のカルテ』(和田秀樹:監修/宝島社)である。本書はマスコミでも人気の精神科医・和田秀樹の監修により、日本史に重要な足跡を残した偉人100人を現代医学で診察。通説とは異なるオリジナルの解釈も交えており、意外な印象を得ることもあるだろう。その中でも西郷をはじめとした、幕末を代表する3人を取り上げてみたい。

■不整脈と象皮症の西郷隆盛  西郷隆盛といえば、その「メタボ体形」を連想するが、そうなったのは中年期になってから。酒は飲めなかったが、鰻や黒豚…

2017/12/13

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日本史100人のカルテ / 感想・レビュー

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あられ

結構激動の人生を歩んだ人たちなのに、そこそこ生きしているんだと驚いた。暗殺や、切腹も、きちんと死因を特定していて笑えた!

2018/03/20

おおきなかぶ

軽く読めました。著者が精神科医の為か、精神科疾患の診断が多くつけられていました。680円+税の定価は妥当でしょう。

2017/12/17

momo

歴史上の人物の死因や生前の性質を書いた本。多分とかもしかしたら、という記述も多いので、信憑性という点では定かじゃないけれど、娯楽としては楽しかったです。印象的だったのは浅野内匠頭で、彼が妄想性障害ゆえ吉良上野介に斬りかかったというもの。今も昔も感染症は怖く、嘔吐や下痢は辛い。

2019/12/24

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