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科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
喜多喜久
出版社
宝島社
発売日
2019-10-25
ISBN
9784800298447
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科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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mae.dat

シリーズ第2弾。短篇4話。事件に対して無関心に見えるが、切れ者ホームズ役の土屋。彼をね、形の上では長とした組織に3名の若手が配属されていて。半分以上警察の仕事からはドロップアウトしている土屋氏を、何とか引き込もうと奔走するんですけどね。愛美ですよね。土屋氏のやる気の無さに腹を立てるのね。で、屢々接し方にそれが出てしまっていてね。上長に対する物の言い方ぢゃ無いよと、こっちが肝を冷やしますよ。って思ってたら、北上くんとやり合う事になっちゃったよ。そこは土屋氏、寛大と言うか、鷹揚なんだねー。

2023/11/16

Nyah

科学警察研究所=「科警研」の本郷分室研修生三人は、 研修期間が延長されたことで、室長の土屋が興味を持ちそうな「解決が困難な、不可解で難解な案件」を選定し、調査に取り組んでいた。相変わらず大学での研究に没頭している土屋だが、研修生指導も少し進展した⁉︎ようだ。/テトラドトキシン致死量の10倍以上を摂取させるタイミングは3時間前だけど⁉︎ドラム缶で溶けた死体と胸骨粉砕、一酸化炭素中毒なのか?新興宗教教祖が衆人環視の中で自力で心臓を止めるって?の4つ。/土屋が決めた事で、次巻に繋がるのね。楽しく読了。

2022/08/18

よっち

研修期間が延びた「科警研」の本郷分室の三人の研修生たち。相変わらず事件より大学の研究に夢中な様子の土屋に変化が訪れる第二弾。毒殺のトリックや溶解した白骨死体の謎、一酸化中毒死かどうかの究明、教祖の死の真相など、前回と同様に三人の研修生がそれぞれの得意分野を活かしつつ、協力して事件解決のためにアプローチしていく展開で、確かに土屋のアドバイスもありましたけど、教え子たちの成長を感じられたことがその心境の変化に繋がりましたかね…。研修生としては一区切りのようですけど、また新たな形で彼らの活躍を読んでみたいです。

2019/12/01

kei302

野心家の伊達・暴走気味前のめりの安岡・控えめで思慮深い(感じ)の北上。3人の研修が終わった。三者三様に成長。一応このシリーズは終了。たぶん。保護基成分とか揮発したテトラカルボニルニッケルとか水酸化なんたらからDNA採取とかがツラツラ出てくる科学化学ミステリ。最終話だけは科学的に証明されていない奇跡を信じ、それにすがろうとする人たち(からお金を集める)の話。特異体質探偵は出てこない喜多作品。おもしろかった。

2019/12/03

坂城 弥生

聞き慣れない言葉が多いけど、トリックの内容はわかりやすかった。ただ動機がイマイチな作品が多かったなぁ…

2020/07/11

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