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日本怪獣侵略伝 ~ご当地怪獣異聞集~

日本怪獣侵略伝 ~ご当地怪獣異聞集~

日本怪獣侵略伝 ~ご当地怪獣異聞集~

作家
村井さだゆき
小中千昭
中野貴雄
會川昇
井口昇
上原 正三
出版社
洋泉社
発売日
2015-04-13
ISBN
9784800306135
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日本怪獣侵略伝 ~ご当地怪獣異聞集~ / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

ご当地怪獣プロジェクトから派生した怪獣短編小説集。「ヨビコの文様」時空を超えた伝統的日本怪獣小説。「十二階幻想」ノスタルジー溢れる諸星大二郎テイストと怪獣の見事な融合。「新喜劇の巨人」笑った。「南総怪異八犬獣」現代にも当て嵌る怪異時代活劇。「女は怪獣 男は愛嬌」赤い靴妄執怪獣版。「ヒーカジドン大戦争」まさに怪獣神話復活! どの短編も日本人ならではの怪獣大国日本の面目躍如といった出来栄えだと思う。是非第二集も出版して欲しい!

2015/06/16

sin

ドキラ:時空を越えて結ばれるってご都合主義だわ!ジュウニガイン:ひたすら陰鬱!ヒョウガラヤン:吉本やん!バッケンドン:忠義という幻想と人のまこと、真実はひとつじゃない!レッシー:倒錯した愛、独りよがり!ヒーカジドン:肯定からはじまる物語《だからと言って地球が人類を肯定しているわけじゃない!》物語では人はさも自分が主人公のようにふるまうが誰も主人公足りえない。怪獣の悲哀もそこにあり、けれども真実はそこにはない!まぁいちゃもんつけてるようですが作品の質は気に入っておりますのでよろしく

2015/05/15

まえすとろ

日本各地の特色を映した設定とデザインを元に綴られる「ご当地怪獣」小説。北は新潟県、東京都、千葉県、神奈川県、大阪府、沖縄県を舞台に≪その方面≫では著名な脚本家、作家がそれぞれ独自の趣向を凝らしたアイデアと筆力で、かつて怪獣大国を言わしめた『ニッポン怪獣』の再来と復権を謳い上げる短編集はファンタジー、オカルト怪獣奇談、関西お笑い怪獣劇、怪獣時代劇、ナンセンス怪獣譚とストーリーのバリエーションも様々で飽きのこない構成、編集はさすが洋泉社。往年の怪獣ファンへのボーナストラックは上原正三御大のオリジナル怪獣短編。

2015/05/17

KANEO

“日本を元気に、そして日本に新たな国産怪獣を!”その想いから始まった「ご当地怪獣プロジェクト」 本書はその一環で全6篇6怪獣が登場する書き下ろし小説集。執筆陣、イラスト陣は特撮ファンならば周知であろう有名な方々ばかり。日本全国各地域の特色を備えたオリジナル怪獣たちを本気で作ろうという気概に、怪獣ファンの端くれとして深い感銘を受けた!まえがきにある企画者の方の魂の叫び、確実にボクに胸に届いたよ。ご当地怪獣はまだまだいるし、新たな怪獣も続々登場予定。キミの街にも怪獣が現れるかも? 続編を熱望します!

2015/04/21

スプリント

怪獣小説の短篇集です。競作形式なのですが合わない作品もあり、少女怪獣レッシーはちょっと受け付けませんでした。本編とは関係ありませんが吉本新喜劇のネタは文章で読んでも面白く無いことがわかりました。

2015/05/31

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