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真言立川流の真実

真言立川流の真実

真言立川流の真実

作家
藤巻一保
出版社
洋泉社
発売日
2016-04-09
ISBN
9784800309143
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真言立川流の真実 / 感想・レビュー

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真言立川流。密教の奥義を、男女の性的交わりの中に認め、交会の法悦こそが密教の眼目でり即身成仏の境地だと唱えた。その他、中世の邪教と言われた信仰を知る本。立川流の髑髏本尊は、人間の頭蓋骨に男女の精液、愛液を塗ったり、その液で曼陀羅を書く。。。 男女の愛情たっぷりのセックスではなく、マニアな世界の人たちの信仰のようですね。僕は、現世利益、私利私欲の為の宗教や霊術には興味ないですわ、、、

2018/04/03

RingGing

荼枳尼信仰の一派閥である立川流。立川流そのものの資料が乏しいこともあり、ページの大半は荼枳尼天の由来や信仰に裂かれている。荼枳尼天はアマテラスほか女神信仰と結びついている部分があって、女性を求めるという強い本能的、自然的な力を信仰としたのだと解釈すると、現代的な感覚で読み解くヒントになる感じがする。立川流にはセックスの指南的なところもあるというのは事実のようだが、過激に捉えすぎるのは過去の人間によって作られた風評被害のようでもある。セックスを基本に置いた過激な宗教、という見方の方が面白いけども……

2016/09/23

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