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中学受験を考えたときに読む本

中学受験を考えたときに読む本

中学受験を考えたときに読む本

作家
小川 大介
齋藤 達也
安浪 京子
宝槻泰伸
竹内薫
矢萩 邦彦
出版社
洋泉社
発売日
2018-03-29
ISBN
9784800314451
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「中学受験を考えたときに読む本」のおすすめレビュー

【中学受験】受験勉強は何年生からスタートすればいい?

『中学受験を考えたときに読む本』(矢萩邦彦/洋泉社)

 中学受験は、子どもはもちろん、支える家族にとっても大きな挑戦となる。もしわが子が中学受験をするなら、何歳から塾通いを始めればいいか、どの程度の規模の塾がベストなのか、サポートする保護者としては知りたくなって当然だ。

『中学受験を考えたときに読む本』(矢萩邦彦/洋泉社)は、中学受験指導における複数のプロフェッショナルが中学受験の心構えや考え方、テクニックなどを語っている。プロフェッショナルごとに多様な考え方を披露しているが、中学受験の幅広い悩みや疑問に答える一冊となっている。

 受験勉強は何年生からスタートするのが理想か?

 3・4年生頃から受験勉強を始めるのがいいとよく聞くが、本書も「4年生からの3年間がちょうどいい」としている。子どもの成長上のメリット・デメリットを考えると5年生からの2年間で合格できるように力をつけるのがベストのようだが、近年の過熱する中学受験ブームの中で手堅く合格を勝ち取ろうとするならば、4年生からの3年間で力をつけるのが無理がないそうだ。ちなみに、受験勉強に耐え得る力は、…

2018/5/15

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中学受験を考えたときに読む本 / 感想・レビュー

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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

何だかんだ全体的に中学受験を勧めていないようにしか読めない本(¯―¯٥)

2019/07/20

りょうみや

まさにタイトルに偽りなしで生半可な気持ちでは中学受験は思いとどまった方がよいことがわかる。5人の著者で中学受験本を多く出している方でも受験を手放しで勧めてはいない。本音の主張が多い印象。中学受験から半歩離れた探究学習寄りの2人の方も面白い。塾や勉強法などの中学受験の話題を入口に教育全般について考えさせられる内容。本書の出たばかりの新装改訂版では著者が一部入れ替わっているようでそちらも読みたくなった。

2022/11/16

アキ

子どもの中学受験は本人のためになるのか?東京では常識だが地域によって温度差がある。著者も中学受験経験者でその後中学で荒れた経歴をもつ。5人のインタビューの中で、サイエンス作家の竹内薫さんがスクール経営しているのは知らなかった。「高校受験した子の方が、社会に出た時しぶとい印象がある」と言うのを聞くとどうなのかなあと考え込んでしまう。塾が過去問から解法を教えるだけのものならば、近道のようでいて考える力を奪うことになりかねない。子どもを持つと谷に突き落として登ってこさせることはやっぱりできないようなあ。あ~あ。

2018/09/14

Sayaka

受験に関する考え方を色んな立場の方が語っている。安浪さんや宝槻さんの考え方に賛同できる点が多いので、うちは受験しない方がいいのかな。次女が絶対内申取れないタイプなので心配なのだが。

2019/10/24

なお

かなり率直な意見がでていたと思う。そして筆者は忖度抜きで専門家たちの発言を掲載していると思われる。 中学受験、そして日本の教育について様々な意見がでていて面白かった。

2020/12/08

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