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神隠し~現代怪異譚集

神隠し~現代怪異譚集

神隠し~現代怪異譚集

作家
平山夢明
田中 康弘
小池壮彦
黒史郎
黒木あるじ
吉田悠軌
濱田 政彦
高橋ユキ
天歳 真文
出版社
洋泉社
発売日
2018-07-18
ISBN
9784800315274
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神隠し~現代怪異譚集 / 感想・レビュー

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HANA

執筆陣の面々から実話怪談と思い込んでいたが、実際はそれぞれの立場から神隠しに触れたものであった。オカルト的なものもあるのだが、それも一部を除いては事件現場や怪談スポットのルポに収斂されているような気がする。一部マジで語っている人いるけど…。それと対を成すようになっているのが犯罪系なんだけど、もう圧倒的に生臭いというか何と言うか。圧巻の平山御大はじめやや陰謀論が入っているものの読み応えがありすぎる小池壮彦やバラバラ殺人の系譜を追う高橋ユキ等、人間の悪意がこれでもかと込められて、こちらまで当てられそうでした。

2020/01/06

キンモクセイ

霊的な神隠しよりは陰謀、事件性の強い“神隠し的”な話が多い。平山夢明さんの都会編では興味深い話がある。都会の神隠し=殺人事件。しかもキンキンに凍らせると切断しやすいらしい。必要なのは、チェーンソーと業務用冷凍庫。所謂コンクリート詰めはNGらしい。固まっているようで中の人間は固まらない。なるほどね。山での神隠しは謎に包まれている。狐がとか天狗がさらったなど言われたりする。山は海のように深く怖い場所という。何か視えない山の力があるのかも。忽然と姿を消した場合、昭和の時代あの国が関与したかもという話は有名。

2020/04/05

澤水月

03~08不思議ナックルズから4本。故・朝倉喬司さんによる広島一家四人と犬の神隠しなどはとても味あり懐かしかった。なかなか朝倉さんの名文は今読めないのでいい機会。黒木あるじは自身も登場する普段の実話怪談の持ち味をルポで。事件・心霊両面の目ぼしい事案大体網羅。吉田悠軌の鉄道事案一覧、黒史郎が沖縄の字誌など細かい史料に当たるなど怪談オンリー本とは違う面読め興味深い。丁寧な文はとことん丁寧、「え?」なのはとことん「?」なのでミリオン実話誌ノリの雑多さを楽しめる人なら○

2018/08/11

ロマンチッカーnao

神隠し。人が急にいなくなること。まあ、現代でも行方不明者は年間10万人近くいます。そのうち、解決されずに行方不明のままに人が数千人いる。ということは、言ってみれば現代も神隠しは、そこらかしこであるということ。 神隠し思っても、犯罪関係もあるし、しかし、人間が行う犯罪の怖さ。神隠しなんかよりもよっぽど怖いし。

2018/11/03

あーびん

神隠しをするのは「神」に非ず。黒史郎氏の指摘通り、古来から神隠しは天狗の仕業とされたり、人間の所業を「神」に責任転嫁したりする。時代が変わると神隠し的行方不明事件は昔話の雰囲気から一転し、某国による拉致、殺人遺体損壊など危険な犯罪の匂いを漂わせる。他にもUFOによるアブダクションや消える鉄道人身事故など幅広い切り口で読み応えあり。黒木あるじ氏の導かれるように奇妙な展開となる禁断の田代峠ルポが面白かった。

2018/10/08

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