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文芸オタクの私が教える バズる文章教室 (サンクチュアリ出版)

文芸オタクの私が教える バズる文章教室 (サンクチュアリ出版)

文芸オタクの私が教える バズる文章教室 (サンクチュアリ出版)

作家
三宅香帆
出版社
サンクチュアリ出版
発売日
2019-06-07
ISBN
9784801400672
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「文芸オタクの私が教える バズる文章教室 (サンクチュアリ出版)」のおすすめレビュー

「読みたくなる文章のからくり」とは? ネット世代と、それ以前世代の著名人から学ぶ「バズる」モデル

『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(三宅香帆/サンクチュアリ出版)

 仕事をテーマにした「はたらく言葉たち」という阪急電鉄の中吊り広告が、炎上騒ぎとなった。話題になるのが広告の目的とするのなら成功であるものの、最終的には広告を取り下げる事態に。多くの人がSNSで情報を発信する現代において、ネット上で短期間に大きく話題になる「バズる」のと、批判が拡大する「炎上」は似て非なるものとはいえ、誰からも反応が無いとなれば、どんな発言も虚空に向かって独り言を呟いているようなものだ。そしてSNSをやるのは、ぶっちゃけて言えば承認欲求を満たすため。どうせやるなら人から注目されたいと思うのは当然だろう。しかし炎上は避けたい小心者の私は、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(三宅香帆/サンクチュアリ出版)からテクニックを拝借することにした。

 ところが本書は、そんな“技術的”な内容ではなかった。「文章で的確に伝える」のではなく、「文章で楽しんでもらう」という“文芸的”な目線で書くための文章教室だと、冒頭で著者が述べている。しまった、久しぶりに選書を失敗した…

2019/7/23

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文筆家、書評家の三宅香帆さんが選ぶ「親友と呼べるような本当の友達がいない、お悩みに効く本」

本の世界には、あなたの現実のお悩みを軽くしてくれたり、生き方のヒントになる作品も数多くあります。今回は、文筆家、書評家・三宅香帆さんに、親友と呼べるような本当の友達がいない、と悩む方におすすめの本をご紹介いただきました。

お悩み:親友と呼べるような本当の友達がいません

■選書したのは…

文筆家、書評家・三宅香帆さん 文筆家、書評家。1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。天狼院書店(京都天狼院)元店長。大学院にて萬葉集を研究する傍ら、2016年天狼院書店のウェブサイトに掲載した記事が2016年年間総合はてなブックマーク数ランキングで第2位に。選書センスと書評が大反響を呼ぶ。著書に『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』(幻冬舎)、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(サンクチュアリ出版)などがある。現在は会社員の傍ら、文筆家・書評家として活動中。

 小さい頃、母親に「どうしたら友達ってできるのかな」と聞いたら、「絵を描いたり本を読んだり好きなことしてたらいいよ、そしたら自然と同じものが好きな友達が集…

2019/11/10

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恩田陸の快速力「つなぎ言葉を隠す。」/『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』⑤

文章力がなくても「バズる」文章は書ける。文芸オタクで書評ライターの三宅香帆さんが、村上春樹さん、林真理子さんなど著名人の文章を例に、「なぜこの文章が人を惹きつけるのか」を具体的に解説。ついつい読みたくなる文章のからくりがわかります!

『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(三宅香帆/サンクチュアリ出版)

ここぞという部分が、はっきり伝わってくる。

 文章の中で、「接続詞」とはなかなかに悩ましい存在です。

 使い方一つで、文章全体を美しくまとめることもできる。一つ間違えれば文章全体を混乱させることもある。感覚的に使うわけにはいかない難物です。

 接続詞とはもちろん「だから」「しかし」「また」「そして」「なぜなら」など、文章を円滑に読ませるために欠かせないものですが、たとえばもし私が先生で、小学生に作文を指導することになれば、やっぱり「まずは接続詞をきちんと使いましょう」って指導すると思います。

「けさのてんきははれでした。“しかし”おひるからあめがふってきました。“だから”もっていたかさをさしました。“そして”かっぱをきました。“なぜなら”あめにぬれると…

2019/8/23

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文芸オタクの私が教える バズる文章教室 (サンクチュアリ出版) / 感想・レビュー

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タナカ電子出版

この本は沢山の人に文章を読んでもらうための文章術本です✨この本の著者 三宅香帆さんの分析力が凄いんです‼️色んな作家の文章を分類分析して紹介していく方式にすごくはまってしまいます。4章構成からなり 1章つかみ 2章文体 3章組み立て 4章言葉選び そして、それぞれ章にこの作家◯◯力とわかりやすく解説してくれます🎵気に入ったら読んでみてください📚👀‼️

2019/06/16

kana

こんな風に文章を見ることができるのかと学びが深かったです。わたし、綿矢りささんの文章がすごく好きで、今日は絶対に綿矢りさの気分!って猛スピードでチャリを漕いで本屋さんに行ったことがあります。なんであんなにも清々しくて、癖になるんだろう。って疑問に思っていました。なるほど、一文一文の脂肪が、極限まで削ぎ落とされているんですね。そして、又吉さんの文章にキュンとしてしまいました。私はギャップに弱いのかもしれません(笑)。

2020/03/25

にいたけ

バズるための本として読むのではなく、作家さんの文章のどこが凄いのかを解説してくれててとても勉強になりました。自分が好きな作家さんがなんで心地よく読めるのか、わかった気になりました☺️引用している文も素晴らしく、JKローリングさんの言葉が沁みました。話す相手に合わせて意訳していくところ素晴らしい☺️使ってみたいけど、😅言いたいことの組み立てができないとあかんな🤣イラストなんで水着なのかな?

2021/03/31

Gemi

バズる。最近の言葉。炎上と違って、良い意味で注目を浴びること。そんな「バズる」と無縁のSNS活動中の私。決してバズりたいからこの本を手に取ったわけではない。でも100%そう言い切れるか?心のどこかでバズってみたい!と言う欲が渦巻いているのではないか?これはいわゆる承認欲求らしい。1人では満たされない、相手がいないと成立しない欲求。多かれ少なかれ、SNSをやってる人にはこの欲求があるのだろう。さて、この本の感想だけど、どこまで信じられるかで読み手の受け取り方が変わる。私は猜疑心搭載をして読んだので、もやっ。

2020/01/30

げいむすきお

内容自体は他の文章読本でも見たことがあるようなことばかりで、特に目新しいことが書いてあるわけではないが、読みやすさ、わかりやすさは頭一つ抜けている印象。ある界隈の常識を別の界隈にわかりやすく伝えるメッセージがバズることがあるが、まさにそれを体現しているように思う。『文章を書くのが大好き』界隈の常識を、『SNSでつながりあいたい』界隈に伝える。そんな感じの書籍だ。文章読本として目新しいことがないからと言って、読んでつまらないわけではない。著名人の文章の書き方を主題にしたエッセイとしても十分に面白い。

2020/05/23

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