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「超」怖い話 乙(きのと) (竹書房文庫)

「超」怖い話 乙(きのと) (竹書房文庫)

「超」怖い話 乙(きのと) (竹書房文庫)

作家
松村進吉
出版社
竹書房
発売日
2015-07-29
ISBN
9784801903883
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「超」怖い話 乙(きのと) (竹書房文庫) / 感想・レビュー

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夢追人009

本の内容とは全く関係ないですが、この大人しいカバーは落ち着き過ぎて平凡ですので幾分損しているなと思いましたね。やっぱりこの手の本は一目見て震え上がる恐怖絵で飾って欲しいですね。災い転じて福と為す稀な話。『出会いと別れ』彼女は深夜営業のカフェで働き十歳年上のオーナーが好きだった。ある日スーパーに買い物に行って店に戻ると前の道にあるセダンの後ろで小さな女の子が震えていた。オーナーを呼んで戻ると何と錆色の仔猫が転がっており彼に処分を命じられた彼女は絶句し店を辞める。猫は動物病院で治療を受け今は飼猫となっている。

2020/07/27

HANA

実話怪談集。一時独特の世界に足を踏み入れていた著者であるが、本作では無事(?)オーソドックスな実話怪談に回帰している。賛否あったが個人的には、以前足を踏み入れかけていたあの独特の世界も捨てがたかったけど……やっぱ著者の内面に何かがあったのかしら。内容は基本的に説明のできない出来事、不合理な話を中心にまとめられている。「きょうだい」や「訳あり物件」とか得体の知れない怖さを持った話もあるが、妙に中途半端な話もあり玉石混淆といった印象を受けた。まあこれは実話怪談全般に言える事でもありますが。

2015/11/15

澤水月

去年の『セメント怪談稼業』が昨年刊行物個人的ベストだった、さてと読む。やはり格段に以前より垢抜け良い。「おとなのふり」とか文芸誌に載っていいクラスの切なく幻想的な青春怪奇譚、映像作品化出来そう。また、あとがきが泣ける。一時の迷走はどうなることかと正直思ったが…ブレイクスルーが突然訪れ華やかに羽化する瞬間を見られるのもこのジャンルならでは。今巻は非常に巧み

2015/08/03

かおりんご

ホラー。一番最後の事故物件の話がちょっと怖かった。京都の某幽霊マンションに似た感じかな。本当に解体すれば、霊障が収まるのかは甚だ疑問。さらさらーっと読める。

2021/02/28

王天上

これだけたくさん好みの作品が入っていたのは久しぶりで、充実した読後感です。こういうことがあるからやめられない。

2016/10/09

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