KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「超」怖い話 丁 (ひのと) (竹書房文庫)

「超」怖い話 丁 (ひのと) (竹書房文庫)

「超」怖い話 丁 (ひのと) (竹書房文庫)

作家
松村進吉
出版社
竹書房
発売日
2017-07-29
ISBN
9784801911567
amazonで購入する Kindle版を購入する

「超」怖い話 丁 (ひのと) (竹書房文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

夢追人009

実話怪談作家3人の持ち味がバランスよく並ぶ力作揃いの好著ですね。処で初めて書きますが松村進吉さんはものまね芸人の松村邦洋さんと風貌がそっくりで驚きましたね。それはともかく本書は怖い話が好きな方なら大満足できるお奨めの一冊ですよ。『通子』原田空:三十路で専業主婦の川村さんには変わった癖があり、それはトイレではドアを開けていなければ用を足せないという物で幼い頃に姉に悪戯で閉じ込められてトラウマになったからだが勿論家以外では我慢して締めているとの事。ある朝、御主人を会社に見送った後トイレにドアを開けたまま入る。

2021/05/04

KAZOO

三人の作家による恐怖小説のショートショート集です。夏の暑さにはいいのかもしれません。だんだんこの分野も昔のお化け主体のものから都市伝説のようなものに移ってきているのでしょう。10冊になるのでしょうか?甲、乙、丙も読んでみようかと思います。

2017/08/09

HANA

実話怪談集。全体的に「嫌」な話が満ち溢れていて、とてもいい。村松進吉、一時迷走してからあまり実話怪談の方で見かけなくて心配していたのだが、本書では徹頭徹尾嫌な話を編んでいて一安心。一軒良い話のようで最後に全部持っていく「輝玉」とかわけがわからないまま嫌さだけが溜まっていく「代償」、空白部分が恐怖を呼ぶ「会葬」等、粒ぞろいの話が揃っているように思える。「廃工場」も良い感じだし、短編集中の連作って面白い。実話怪談アンソロジーは玉石混交が多いのだが、今回は高いレベルでまとまっていて、読み応えのある一冊であった。

2017/08/19

澤水月

原田空氏筆が全て刺さる、特に女指、痩墨、猫捻り、予災…頁をめくって読まれる文章の構成まで緻密に考え抜かれているようで予想を裏切る展開に慄き翻弄され、正直こんな才能が!と驚き。深澤氏の半ジャージ、松村氏のかつら。今巻ハズレない感じで大変な拾い物。にしてもある筆者の性別を今まで勘違いしてた…

2017/07/30

ラルル

あとがきの空さんの文章が素敵でした。あとラストの子猫の話も◎

2019/07/25

感想・レビューをもっと見る